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楽エコウォール®とは


楽エコウォールはJIS, ISOに準拠した試験により「ホルムアルデヒド」の除去効果が確認された「室内空気清浄用機能性塗料」です。

「楽エコウオール®」は、ゼオライトと珪藻土がベースの薄いベージュ色の商品です。本商品は JIS A 1905-1 (ISO 16000-23 に相当) に準拠した HCHO低減性能評価試験により約 85 % の低減化が可能であることが確認されています (入り口濃度 100µgm-3 → 出口濃度 15 µgm-3)。その他にもアンモニア臭やペット臭の低減化が可能で、防カビ剤の配合によりカビ等の真菌類の増殖を抑えます。  本塗料は塩化ビニル系の壁紙の上にも塗装ができます (ただし、防汚処理されている場合は塗装できません)。一般的な施設であれば、天井の一面の施工で臭気の低減化が可能です。新築物件の他、リフォームなどでご利用いただけます。 一定の条件が満たされた物件であれば、施工後 5 年間の性能保証が受けられる東京海上日動様とタイアップして出来上がった国内初の「保険対応商品」となっております。保険適応希望のお客様は、弊社を通して東京海上日動様との保険契約が必要となります。


空気清浄塗料
「楽エコシリーズ」!


空気清浄塗料「楽エコシリーズ」は、「ゼオライトや「珪藻土類」の無機化合物を主成分としており、その他にも消臭効果を高める為の各種添加物が含まれています。


吸着現象について

物質表面に揮発性有機化合物が吸着されるメカニズムについては、正直なところ現在でもあまり判ってはおりません。上述のゼオライトや珪藻土を構成している原子と臭いの分子との間で、お互いが引き合っているのではと考えたくなりますね。では現在知られている原子あるいは分子間に働く力について考えてみましょう。それらの力を分類すれば、大きく分けると「静電的な力」と「分子間力」に分けることができます。それぞれゆかりのある人名でよばれることもあります。

> 吸着現象について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。


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楽エコウォールの施工マニュアルをダウンロード
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静電的相互作用

クーロン力とも言われており、後述のファン・デル・ワールス力と比べて強い力が働いている。



ファン・デル・ワールス力

分子間に働く「弱い力」の総称であり、静電的な相互作用と同様に、後述する水素結合のように等距離であっても結合の角度によって相互作用の大きさはほとんど変わらない。

分子間力について
ケーソムの力について
デバイの力について
ロンドンの分散力 (ロンドン-ファン・デル・ワールス力) について


水素結合

これらは分子内にフッ素 (F), 酸素 (O), 窒素 (N), 塩素 (Cl), 臭素 (Br) などの原子を含むものと分子内の水素原子との間で働く力で、上述の原子などに結合している水素原子と上述の原子との間で働く力。水素結合の大きさは、結合角の角度依存性があるが、特に弱い水素結合の場合は、この角度依存性の有無でファン・デル・ワールス力と明確に区別することができる。強い力 : 水分子間に働いているもの。水の分子量は 18.02 であるが、同程度の分子量の炭化水素と比べて極端に高い融点や沸点を持っているのはこの強い水素結合が原因とされている。中程度の力 : アセチレンの水素とカルボニル基あるいはエチレンの水素とカルボニル基 (ただし、この分類には異論があるかも知れない) 弱い力 : メチル基の水素原子と上述のカルボニル基。有機化合物などの結晶内で見受けられる。

参考文献
GAUTAN R. DESIRAJU, Acc. Chem. Res. 2002, 35, 565-573

こんな場所や状況の
消臭に効果を
発揮します


保育園・幼稚園等の幼児施設
におけるホルムアルデヒド対策

現在では、F☆☆☆☆(Fフォースター)建材が多く使われるようになり、シックハウス症候群の原因物質と言われているホルムアルデヒド (メタナール) が高濃度 100 gm-3 (8×10-2 ppm) で室内に放散される恐れは以前に比べて少なくなってきました。日本の基準値は WHO のそれに準じた値が採用されていますが欧米先進国では既に上述の値の見直しが行われております。特に幼児期では成人に比べ細胞分裂が著しいため、成人よりも化学物質の影響を受けやすいという理由から、米国においては2017年より子供に対する指針値が10g•m-3 (8×10-3 ppm) とされています 1)。この米国の動きに追従して、フランスでは公共の保育所、学校等の指針値が現在30g•m-3 (2.4×10-2 ppm) となっており 2023 年からは 10 g•m-3 に引き下げられる予定になっています 2)。現在、JIS 規格による F☆☆☆☆ 建材のホルムアルデヒド発散量は 5 g•m-2•h-1 以下となっています。この建材は室内に対する施工面積の制限はありませんので、仮にこの建材が一般的な住宅の室内の天井一面のみ施工された場合を考えてみましょう (天井高2.5m)。この建材からの毎時のホルムアルデヒド放散量が基準値の半分の 2.5 g•m-2•h-1の放散があったと仮定すれば、室内濃度が欧米の基準値である 10 g•m-3 に達するまでには 10 時間となります。現在住宅メーカーから供給されている住宅は、室内の壁や床などほぼ全てに F☆☆☆☆ 建材が使われています。従って締め切った空間においては 3 ~ 5 時間程度で欧米の基準値に達すると考えた方が良いでしょう。機能性塗料「楽エコシリーズ」は、室内空間からのホルムアルデヒドの低減化が目的でした。ホルムアルデヒドは、ゼオライトなどの多孔質物質により吸着が可能ですが、アミン系の化合物が添加されることで、より効果的にホルムアルデヒドの低減化が可能になっています。

参考文献
1) https://www.atsdr.cdc.gov/mrls/index.asp
MRL List    MRL List – June 2017 (PDF)  [55 KB]

2) https://www.ecologique-solidaire.gouv.fr/qualite-lair-interieur
Title : Qualité de l'air intérieur


F☆☆☆☆ (Fフォースター) は、JIS (日本工業規格) 認定工場で生産されるJIS規格製品への表示が義務づけられている、ホルムアルデヒドの等級では最上位規格を意味しています。 2003 年 3 月 21 日の壁紙に関する JIS 規格改正によって、銅製品からのホルムアルデヒドの放散量の性能区分を表すために新たに表示することが決められました。 壁紙に関する JIS 規格「JIS A 6921」における改正のポイントは 4 項目あり「ホルムアルデヒドに関する基準取り決め」が主な内容となっています。 F☆☆☆☆と表示されている建材や内装材のみが、建築基準法による使用量制限を受けません。それ以下のランクである F☆☆☆ や F☆☆ ランクになると条件付きの使用や使用量の制限があり、 F☆ ランクのものは内装材としての使用は禁止されています。 言い換えれば、 F☆☆☆☆ ランクの建材かからはホルムアルデヒドが放散されていないことを意味するものではありません。



防カビ効果
(芽胞菌の他、真菌や細菌の増殖抑制)

無機系化合物に含侵させたハイブリットタイプの有機系防カビ剤が添加されています。このタイプの防カビ剤は紫外線による劣化や溶剤による流出も押さえられるため、緩やかに薬剤放出が行われますので、長期に渡る防カビ効果が得られます。防カビ剤は真菌や細菌に対する抑制効果もあります。




病院内あるいは診察室 (処置室) 内の臭い

病院内では、消毒用のエチルアルコールが使われています。エチルアルコールそのものはほとんど臭いがありません。エチルアルコールの臭いと言うのは、それが酸化して生成するアセトアルデヒドによるものと言われています。さらにこれらアルデヒド類は大気中で徐々に酸化して様々なカルボン酸へと変化します。つまり、診察室内の臭いはエチルアルコールの他にアセトアルデヒドや酢酸などによるものがほとんどであると考えてよいでしょう。 これらの化学物質は、ゼオライトや珪藻土系の多孔質物質で低減化が可能です。酢酸などはカルボン酸の中では比較的酸性の強い部類に属します。ゼオライトの他に、炭酸カルシウムの微粉末を使用しても低減化が可能になります。



喫煙所やタバコ臭の
強い場所

喫煙によって発生する副流煙中には、窒素酸化物、悪臭の原因となるアセトアルデヒド, 2-プロペナール (アクロレイン), ピリジン, 多環芳香族炭化水素 (多くは発がん性物質) そして毒性の高い物質であるニコチンがあります。その他にも 1, 3-ブタジエン, ベンゼン, トルエン等のなど 100 種類以上の VOC が含まれています1-4)。 このうちで悪臭物質として認識されるものは、アセトアルデヒド等のアルデヒド類, アミン類 (ピリジン、3-エテニルピリジン) の悪臭物質がタバコ臭の原因と言われています5)。これらの化合物はいずれも分子内に酸素や窒素が含まれており、極性物質であるためゼオライトの空孔内表面のアルミニウム原子と静電的な相互作用を起こすことが考えられます。あるいは珪藻土系の化合物やケイ酸塩表面などの表面智弱い静電的な力が働くことが期待されます。この様な原理によって吸着が可能になりますので、多孔質体が持つ吸着作用によりタバコ臭の低減化が可能になるわけです。

参考文献
1) 厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室健康情報管理係, 平成 11-12 年 たばこ煙の成分分析について (概要) (たばこと健康に関する情報ページ)
2) 厚生労働省 分煙効果判定基準対策検討会報告書 (2002).
3) Brett C, et al., Gas-phase organics in environmental tobacco smoke. 1, Effects of smoking rate, ventilation, and fumishing level on emission factors, Environ. Sci. technol. vol. 39 471-478 (2005).
4) Yan S, et al., Determination of 14 polycyclic aromatic hydrocarbons in mainstream smoke from domestic cigarettes, Environ. Sci. Technol. vol. 35, 2758-2764 (2005).
5) ISO 18145 Environmental tabacco smoke, Determination of vapor phase nicotine and 3-ethenylpyridine in air, Gas-chromatographic method.

在宅介護や高齢者施設
あるいは入院病棟や病室内での臭い

高齢者あるいは入院患者は、健勝者ほど頻繁に入浴することはできません。そのため特有の体臭を放つようになります。残念ながらこれは避けて通ることはできません。寝たきり状態になれば、室内において排便や排尿を行わざるを得なくなり、これが悪臭の原因ともなります。ここで発生する化学物質は、ペット臭と同様に排泄物由来の化学物質や 3-メチルブタン酸 (イソ吉草酸) が発生も考えなければなりません。 その他に加齢による臭いは 2-ノネナールやノナン酸 (ペラルゴン酸) が原因と言われています。 2-ノネナールは分子内に二重結合を持った不飽和アルデヒドであり、3-メチルブタン酸やノナン酸はカルボン酸であるため塩基性物質と反応するだけでなく、これらの化学物質は分子内に極性基を持っています。このような極性基を持つ分子 (ここでは吸着質) は、その分子内に双極子モーメント (ダイポールモーメントともいう) を持つと考えられています。ゼオライトと双極子を持つ吸着質との間で、比較的強いクーロン力 (点電荷と極性分子間の静電的相互作用) が働きます。従って、この種の分子は、ゼオライトや珪藻土系の多孔質物質による低減化が可能となります。


ペット臭低減化

ペット臭の原因としては、糞尿に含まれるインドールやスカトールなどの芳香環 (ベンゼン環) を含むものや排尿に含まれるアンモニア、トリメチルアミン、メタンチオール (メチルメルカプタン)、硫化水素などがあります。その他有機物が酸化して生ずる酢酸などの有機酸も含まれています。またインドールやスカトールは分子内に芳香環を持つため、芳香環の 電子と強い相互作用を持つ添加剤を加えることで低減化が可能になります。またアンモニア、トリメチルアミンは塩基性物質であるため、固体酸と反応させることが可能です。この種の化学物質は、分子内に窒素原子を持っているため、比較的強い水素結合 (>17 kJ•mol-1) を持つためゼオライト表面に吸着されます。しかし、メタンチオールや硫化水素は、分子内に窒素 (N), 酸素 (O), フッ素 (F) を持たないため強い水素結合を持つこともはできません。そこでこれら化合物の低減化には、分子内に存在する硫黄 (S) を反応性の高い銅系の化合物と反応させる方法が採用されています。