冷蔵庫を処分したいけれど、札幌市での正しい方法がわからず困っていませんか?「リサイクル料金って何?」「自治体は回収してくれるの?」「不用品回収業者に頼むのは高い?」そんな不安を抱えている方は少なくありません。
冷蔵庫は普通ゴミとして捨てられず、法律やルールに則った手続きが必要なため、迷ってしまうのも無理はないでしょう。
結論から言うと、札幌市で冷蔵庫を正しく処分するためには、「家電リサイクル法に基づく手続き」を守り、リサイクル券の購入や指定引取場所への持ち込み、あるいは適正な許可を持つ業者への依頼が必要です。
本記事では、これらの手順や注意点をわかりやすく解説しています。
この記事を読んでいただくことで、札幌市内で冷蔵庫を安全・確実に処分するための流れや費用感が理解でき、自分に合った処分方法を選べるようになるでしょう。
さらに、費用を抑えるコツや無料処分の注意点についてもご紹介しているので、後悔しない冷蔵庫処分が実現します。
札幌市で冷蔵庫を正しく処分する方法
札幌市で冷蔵庫を処分するには、法律や自治体のルールを正しく理解して対応する必要があります。このセクションでは、家電リサイクル法に基づくルールや自治体指定の手続き、不用品回収業者の利用方法、処分時の注意点について詳しく解説します。
家電リサイクル法に基づく基本ルール
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象製品であり、一般のゴミとして捨てることはできません。適切なリサイクルを行うため、以下のルールに従う必要があります。
冷蔵庫を処分する際には、リサイクル料金と収集運搬料金を支払う必要があります。リサイクル料金は製品のサイズやメーカーによって異なり、事前に確認しておきましょう。
札幌市では、リサイクル券の購入が必要です。郵便局で家電リサイクル券を購入し、手続きを進める流れとなります。
冷蔵庫リサイクル料金・収集運搬料金の目安
項目 | 金額(税込) |
---|---|
家電リサイクル料金(小型冷蔵庫) | 3,740円 または 4,730円 |
家電リサイクル料金(大型冷蔵庫) | 4,840円、5,200円、5,600円(メーカーにより違う) |
収集運搬料金(業者に依頼時) | 約2,000~4,000円 |
リサイクル券の控えは、手続き後もトラブル防止のため必ず保管しておきましょう。
収集運搬料金は依頼する業者によって金額が変わってくるため、事前に確認が必要です。
【参照】
一般財団法人 家電製品協会 (https://www.rkc.aeha.or.jp/index.html)
自治体指定の回収方法と手続き
札幌市では、自治体が直接冷蔵庫を回収することはありません。そのため、指定方法に沿った手続きが必要です。
札幌市で冷蔵庫を処分するための手続き手順
1.家電リサイクル券を郵便局で購入する
2.指定引取場所へ持ち込む、または販売店・回収業者へ依頼する
3.指定引取場所の場合は持ち込み日時を事前確認する
4.リサイクル券を冷蔵庫に添付して搬入する
札幌市内の主な指定引取場所
引取場所 | 住所 | 電話番号 |
---|---|---|
ロジスティード北日本株式会社発寒物流センター | 西区発寒10条12丁目2-20 | 011-666-9907 |
ロジスティード北日本株式会社清田物流センター | 札幌市白石区流通センター7丁目9番35号 | 011-892-3001 |
(株)鈴木商会札幌西事業所 | 西区発寒15条13丁目1-35 | 011-676-1450 |
(株)鈴木商会新港南事業所 | 石狩市新港南2丁目3718-1 | 0133-77-7251 |
公式情報の詳細は札幌市の公式サイトをご確認ください。
【参考】
札幌市-テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンサイクル(https://www.city.sapporo.jp/seiso/gomi/kaden_1411/index.html#shiteihikitori)
不用品回収業者に依頼する場合の流れ
不用品回収業者に冷蔵庫処分を依頼する場合は、事前に業者の選び方や流れを理解しておくと安心です。
業者選びのポイント
業者選びを間違えると高額請求やトラブルの原因になります。以下のポイントに注意しましょう。
- 家電リサイクル法に基づく適正な許可を得ているか
- 料金体系が明確で、追加費用が発生しないか
- 口コミや評判が良いか
許可を得ているか、料金体系などを確認しましょう。
依頼から回収までの流れ
依頼から回収までの流れは以下の通りです。
1.複数業者に見積もりを依頼する
2.金額とサービス内容を比較検討する
3.日程調整と回収日時を確定する
4.当日に冷蔵庫を搬出・回収してもらう
また、不用品回収業者を利用する際にかかる費用の目安については下記を参考にしてください。
不用品回収業者利用時の料金目安
項目 | 金額(税込) |
---|---|
小型冷蔵庫回収費用 | 約5,000~8,000円 |
大型冷蔵庫回収費用 | 約8,000~12,000円 |
見積もり時にリサイクル料金込みかどうかを必ず確認しましょう。

処分時に注意したいポイント
冷蔵庫を処分する際は、いくつかの注意点に気をつける必要があります。
処分時の重要ポイント
・不法投棄は厳禁(罰金の可能性あり)
・リサイクル券控えは必ず保管する
・業者選びは慎重に行う
不法投棄は法律違反となり、札幌市では最高で100万円以下の罰金が科せられる可能性もあります。特に個人間取引や無料回収を謳う業者には注意が必要です。また、リサイクル券の控えを保管しておくことで、処分完了の証明ができ、万一のトラブルに備えることができます。
安全かつ確実に冷蔵庫を処分するため、各手順と注意点をしっかり押さえておきましょう。
冷蔵庫処分にかかる費用と相場【札幌版】
札幌市で冷蔵庫を処分する際の費用は、選ぶ方法によって大きく変わります。このセクションでは、家電リサイクル料金や運搬料金、自治体と民間業者の費用比較、業務用冷蔵庫の処分費用について解説します。
自治体利用と民間業者利用の費用比較
冷蔵庫を処分する際、自治体経由と民間業者利用では費用に違いがあります。それぞれの特徴をまとめました。
自治体回収と民間業者利用の比較表
項目 | 自治体経由 | 民間業者利用 |
---|---|---|
費用 | 安め(リサイクル料+持ち込み負担) | やや高め(運搬費込み) |
手間 | 自分で搬入・手続きが必要 | 業者が搬出・手続き代行 |
即日対応 | 不可 | 可(即日回収対応あり) |
自治体経由は費用を抑えられる反面、自分で冷蔵庫を搬出・運搬しなければならない点がデメリットです。時間や手間を省きたい場合は、多少割高でも民間業者の利用を検討するとよいでしょう。
家庭用・業務用冷蔵庫の処分費用について
冷蔵庫の処分費用は、家庭用と業務用で大きく異なります。それぞれの費用目安を把握しておくことで、適切な準備ができます。
家庭用冷蔵庫の処分費用目安
家庭用冷蔵庫は、リサイクル料金と収集運搬料金が必要になります。
家庭用冷蔵庫の処分費用目安
項目 | 金額(税込) |
---|---|
小型冷蔵庫(170L以下) | リサイクル料金:約3,740円 + 運搬費:約2,000〜4,000円 |
大型冷蔵庫(171L以上) | リサイクル料金:約4,730円 + 運搬費:約2,000〜5,000円 |
リサイクル料金はメーカーや型番によって若干異なる場合があり、運搬費も業者によって変動するため、事前確認が重要です。
業務用冷蔵庫の処分費用目安
業務用冷蔵庫は、家庭用冷蔵庫に比べて処分費用が高くなる傾向があります。サイズが大きく重量もあるため、運搬・回収にかかるコストが増すためです。
業務用冷蔵庫の処分費用目安
項目 | 金額(税込) |
---|---|
小型業務用冷蔵庫(100L未満) | 約10,000円〜15,000円 |
大型業務用冷蔵庫(100L以上) | 約20,000円〜40,000円 |
また、業務用冷蔵庫は一部の家電リサイクル法対象外となるケースがあり、産業廃棄物扱いで廃棄物処理業者に依頼する必要がある場合もあります。詳細は、依頼予定の業者や札幌市の公式情報を必ず確認してください。
札幌市で冷蔵庫を無料または格安で処分するには?
札幌市で冷蔵庫を無料または格安で処分したい場合、さまざまな選択肢があります。このセクションでは、無料回収サービスの活用方法や売却・譲渡の方法、さらにフリマアプリの使い方、無料処分時の注意点について詳しく解説します。
無料回収サービスの利用方法
冷蔵庫を無料で回収してもらうには、条件を満たしている必要があります。主な方法は以下の通りです。
無料回収サービスを利用する場合、必ず事前に年式や型番を伝えて回収対象になるか確認しましょう。故障している冷蔵庫や年式が古い製品は、有料になることもあるため注意が必要です。
冷蔵庫を売却・譲渡して処分する方法
まだ使用できる冷蔵庫であれば、売却や譲渡によって処分費用をかけずに手放すことが可能です。
売却できる冷蔵庫は、製造から5年以内、正常に動作する、外観がきれいなものが条件となることが多いです。譲渡する場合も、搬送手段や引き渡し場所を事前に打ち合わせておきましょう。
フリマアプリやジモティー活用術
個人間取引ができるフリマアプリや地域掲示板を活用することで、冷蔵庫を効率よく処分できます。
フリマアプリ(メルカリ、ラクマなど)では送料負担がネックになるため、大型冷蔵庫の場合は「ジモティー」で地元の人と直接取引するのがおすすめです。取引成立後は、搬出・搬送時のトラブル防止のため、立ち合いを行うと安心です。
無料処分時のトラブルを防ぐコツ
無料処分は魅力的ですが、トラブルのリスクも伴います。以下の点に注意しましょう。
無料処分時に注意すべきポイント
・回収後に高額請求されるケースに注意する
・契約内容や費用発生条件を事前に確認する
・個人情報流出を防ぐため、冷蔵庫内のデータ(メモなど)を消去する
特に「無料回収」をうたう業者の中には、引き取り後に不当な請求をしてくる例もあります。事前に料金発生条件や、追加料金がないか確認し、契約書面を取り交わすことが重要です。個人取引の場合も、やりとり内容を記録しておくとトラブル防止に役立ちます。
安全に、そして賢く無料処分を進めるためにも、十分な注意を払いましょう。
札幌市北区の冷蔵庫を含む不用品回収事例
札幌市北区で冷蔵庫を含む不用品回収の事例をご紹介します。
引越しに伴う家具・家電一括処分でご依頼いただきました
札幌市北区にお住まいのお客様より、冷蔵庫・洗濯機・机の回収をご依頼いただきました。引越しに伴い不要になった品の処分にお困りで、自治体の粗大ゴミ回収では間に合わないとのことで、即日対応可能な弊社サービスをご利用いただきました。
作業はスタッフ2名で行い、30分程度で完了。狭い通路や曲がり角でも壁や手すりを傷つけないよう慎重に運び出し、作業後は室内と共用部もきれいに清掃しています。お客様からは「スムーズで助かった」とご満足の声をいただきました。
以下は不用品回収の事例写真です。スピーディかつ丁寧な作業で、引越し前の不安を解消し、快適な新生活をサポートします。
【回収前】
【回収後】
【回収品目】 洗濯機・冷蔵庫・机
【作業人数】 2人
【作業時間】 30分
本事例の詳細内容については、以下のページをご覧ください。
「不用品回収ラクエコ」は即日対応・丁寧な作業が強みの不用品回収業者です。札幌市で冷蔵庫を含む不用品の処分を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
冷蔵庫の持ち込み処分方法と注意点【札幌市内】
札幌市内で冷蔵庫を直接持ち込んで処分する場合には、正しい手続きと準備が必要です。このセクションでは、持ち込み処分をスムーズに行うための具体的なポイントを解説します。
持ち込み可能な指定引取場所一覧
冷蔵庫の持ち込み処分は、札幌市内にある指定引取場所で対応可能です。ただし、各施設によって受付方法や時間帯が異なるため、以下の点に注意しましょう。
指定引取場所を利用する際の注意点
・事前に電話で予約や受付条件を確認する
・営業日・営業時間を事前にチェックする
・運搬手段を確保し、搬入方法を確認する
持ち込み場所の詳細については、札幌市の公式サイトまたは各業者の公式案内を必ずご確認ください。
持ち込み時に必要な手続き
持ち込みの際には、次のような準備が必要です。
冷蔵庫持ち込み時の必要手続き
・郵便局で家電リサイクル券を事前購入する
・メーカー名や型番などを正確に記入する
・冷蔵庫にリサイクル券を添付して搬入する
リサイクル券の控えは、搬入後も必ず保管しておきましょう。不備があると受付を拒否されることがあるため、事前の確認作業を徹底してください。
大型冷蔵庫運搬時の注意事項
大型冷蔵庫の持ち込みには特別な注意が必要です。
大型冷蔵庫運搬時の安全対策
・2人以上での運搬を必須とする
・台車やスロープなど補助器具を準備する
・ドアや壁、床を養生して破損を防ぐ
・現地の搬入経路(段差・幅など)を事前確認する
特に冬季は路面凍結の危険があるため、天候にも注意して運搬作業を行いましょう。
直接持ち込みと業者回収の違い
冷蔵庫処分には、直接持ち込む方法と業者回収を利用する方法の2種類があります。それぞれのメリット・デメリットを整理しました。
持ち込みと業者回収の比較表
比較項目 | 直接持ち込み | 業者回収 |
---|---|---|
コスト | 低い(リサイクル料金のみ) | 高い(運搬費・手数料込み) |
手間 | 大きい(運搬・手続き必要) | 少ない(全て代行) |
時間・手続きの簡便さ | 時間調整・搬送手配が必要 | 日程調整のみでOK |
自力搬出が難しい場合や、迅速に処分したい場合は、多少費用がかかっても業者回収を検討するとよいでしょう。状況に応じた最適な方法を選びましょう。
買い替え時に古い冷蔵庫を引き取ってもらう方法
冷蔵庫を新たに購入する際、古い冷蔵庫をスムーズに引き取ってもらうには、適切な手続きと知識が必要です。このセクションでは、家電量販店の引き取りサービスや料金支払い方法、買い替え以外の回収事例、搬出作業時の注意点について詳しく解説します。
家電量販店の引き取りサービス概要
多くの家電量販店では、新しい冷蔵庫の購入時に、古い冷蔵庫の引き取りサービスを提供しています。
サービス対象外となるケース(購入店舗以外の製品など)もあるため、事前に条件を確認しておきましょう。
リサイクル料金と引き取り料金の支払い方法
引き取り時には、家電リサイクル料金と収集運搬料金を支払う必要があります。
家電リサイクル料金は全国共通ですが、収集運搬料金は店舗によって異なる場合があるため、購入時に金額を必ず確認してください。
買い替え以外で回収してもらうケース
新品購入に伴わない場合でも、家電量販店や専門業者で冷蔵庫を回収してもらえるケースがあります。
この場合も、リサイクル料金と収集運搬料金が発生するため、無料での引き取りは基本的に期待できません。事前見積もりを取ると安心です。
搬出作業時のポイントと注意点
冷蔵庫の搬出作業では、スムーズかつ安全に作業を進めるためのポイントがあります。
特に大型冷蔵庫の場合、搬出経路の幅や高さに制限があることも多いため、作業当日にトラブルにならないよう、事前準備を徹底しましょう。必要に応じて、搬出サービスを追加で依頼するのも選択肢です。
まとめ|札幌市で冷蔵庫を賢く処分するコツ
この記事では、札幌市で冷蔵庫を適切に処分する方法について詳しく解説しました。家電リサイクル法に基づくルールや、リサイクル券の購入方法、指定引取場所への持ち込み手順、不用品回収業者を利用する際の注意点など、さまざまな選択肢を整理して紹介しています。
また、冷蔵庫処分にかかる費用や相場、無料・格安で処分する方法、さらに買い替え時の引き取りサービスについても情報をまとめましたので、冷蔵庫処分に関する理解が深まったのではないでしょうか。
特に大切なのは、「正しい手続き」と「信頼できる業者選び」です。費用や手間を抑えつつ、法令を守った安全な処分を心がけましょう。
不用品回収サービスを利用すれば、重い冷蔵庫を自力で運ぶ手間を省けるため、特に大型冷蔵庫の処分におすすめです。
「不用品回収ラクエコ」なら、明朗会計で迅速対応、札幌市内全域で冷蔵庫回収に対応していますので、引っ越しや買い替えのタイミングでの利用に最適です。
冷蔵庫の処分でお困りの方は、この記事を参考にして、自分に合った安全・お得な方法を選んでください。