「ニトリで家具を買い替えたいけど、古い家具の処分って無料でやってくれるのかな?」そんな疑問をお持ちではありませんか?
家具の入れ替えはスペースや手間がかかるうえに、処分方法が分からず困ってしまう方も少なくありません。特にニトリのような大型家具店での買い替えを検討する際、引き取りサービスの有無や費用は重要な判断材料になります。
結論から言えば、ニトリの家具引き取りサービスは完全無料ではなく、条件付きの有料オプションとして提供されています。
この記事では、ニトリの家具引き取りサービスの料金体系、発生する費用や申込み手順等を明確に解説します。
この記事を読んでいただくことで、ニトリの家具引き取りサービスの仕組みや注意点を正しく理解し、スムーズに買い替えを進めることができるようになるでしょう。
費用やタイミング、条件などを知っておくことで、「思っていたのと違った」というトラブルも防げます。
ニトリの家具引き取りサービスって無料?
ニトリの家具引き取りサービスは便利な制度ですが、完全無料ではない点に注意が必要です。
この記事では、引き取りの費用や過去の無料キャンペーン事例、無料と有料の線引きについて詳しく解説します。
引き取りにかかる料金はいくら?
ニトリの家具引き取りサービスは、購入時に限り古い家具の引き取りを依頼できる有料オプションです。基本的には1点または1セットにつき4,400円(税込)の費用がかかります。
引き取り条件
条件 | お買い上げ品 | 引取り品 | 備考 |
---|---|---|---|
① 同数量まで・同容量まで | 3Pソファ 1台 | 2Pソファ 1台 | 数量・容量どちらも基準内 |
② 数量オーバー・同容量まで | キッチンボード 1台(W180) | キッチンボード 2台(W80 × 2) | 数量超過、容量は同等 |
③ 同数量まで・容量オーバー | Sベッド 1台(フレーム×1、マットレス×1) | Qベッド 1台(フレーム×1、マットレス×1) | 数量は同じだが容量が上回っている |
ニトリの引き取りサービスは家具配送と同時に申し込む必要があります。また、対象となる家具は「同等品」であり、引き取りのみの依頼や内容が異なる家具の引き取りは原則できません。
引き取りサービスの申し込みとタイミングは?
ここでは「無料キャンペーン」や「無料と有料の区分」に代えて、申し込みの具体的なタイミングとその注意点を解説します。
これらを逃すと、配送当日に引き取り可能な状態でも、追加手続きができず回収されないままになるケースがあります。申し込みの忘れがトラブルの原因となるため、「注文時に申し込むこと」が最も大切なポイントです。
有料でも、ニトリの引き取りサービスを使うメリットはある?
ニトリの家具引き取りサービスは有料(4,400円)ですが、それでも多くの人が利用する理由があります。以下では、利便性や安全性、手間の少なさなど、利用価値のあるポイントを整理して解説します。
これらのメリットは、特に大型家具の処分に悩む方にとって大きな助けとなります。自治体の粗大ごみ回収と比べてスケジュールの自由度が高く、搬出作業まで任せられる点が高く評価されています。
さらに、引っ越しや模様替えで家具を一新する際も、新旧の家具の入れ替えを同日に完了できるため、余分なスペース確保や二度手間が不要になります。
ただ、同数量や容量が同じ家具でないと引取してもらえないため、購入家具とは違う家具の改修やその他品目の回収もある場合は、利用できないサービスになります。
【参考】
ニトリ-家具の引取サービス(概要)(https://www.faq.nitori-net.jp/question/01j2rpn26xkx4yjdqf2jsw3d12)
引き取りサービスの利用条件をわかりやすく
ニトリの家具引き取りサービスを利用する際は、ルールや条件をしっかり把握しておくことが大切です。ここでは「どんな家具が対象なのか」「設置配送との関係」「対象外の家具」「回収日の申し込み期限」について詳しく説明します。
設置付き配送だから引き取ってもらえるの?
ニトリの商品配送には「設置付き配送」という選択肢がありますが、これは家具引き取りサービスと連動しており、以下の2つの意味で重要です。
1. 設置付き配送を選ぶと、配送員が家具を組立・設置するので回収の判断もスムーズになる
2. 回収対象となる家具は、設置付き配送のタイミングで一緒に搬出されるため、搬出費込みで効率的
ただし、設置付き配送を選んだからといって、引き取りが無料になるわけではありません。引き取り費用は別途かかる点に注意してください。
対象外になる家具はどれ?
ニトリの家具引き取りサービスには、引き取りを受け付けてもらえない家具や条件があります。サービスをスムーズに利用するためにも、対象外となるケースを事前に確認しておくことが大切です。
引き取りサービスが利用できない主な条件
・お届け商品と引き取り品が異なる住所にある
・設置した部屋とは別の部屋から引き取る
・引き取り品を別の住所に再配達(転送)する
・お届けの前日または当日に依頼する
・午前便を指定している
・宅配便で届ける商品を購入した
・店舗へ家具を持ち込んで引き取ってもらおうとする
これらの条件に当てはまる場合は、引き取りサービスを利用できません。申し込みの際は、自分の状況が条件を満たしているかをしっかり確認しておきましょう。
また、引き取りの対象外となる品目もあります。カーテンやカーペット、布団、座椅子などのインテリア用品は対象外です。
さらに、仏具や楽器、ウォーターベッドといった特殊な家具類も引き取りの対象にはなりません。ウォーターベッドは水を抜いた状態であれば引き取り可能な場合もありますが、事前に確認が必要です。
これらの品目は、一見家具に見えてもサービスの範囲外となることがあるため、事前の確認が非常に重要です。
回収日の最終申し込みはいつ?
引き取りサービスを申し込む際は、期限に注意が必要です。
1. 新しい家具の注文時に「回収あり」で申し込みが必要
2. 配送日時と同じ日に回収がセットされる
3. 安全面や効率面から、配送日当日の回収対応が基本
4. キャンセルや変更は、配送前日の営業時間内までに連絡が必要
配送日前日をすぎての変更や回収追加申込みは対応不可となるケースがほとんどです。確実に引き取りを希望する場合は、注文時に忘れずに申し込むことが重要です。
また、変更やキャンセルは早めの対応を心がけましょう。
【参考】
ニトリ-家具の引取サービス(概要)(https://www.faq.nitori-net.jp/question/01j2rpn26xkx4yjdqf2jsw3d12)
ニトリ-家具の引取サービス(利用できない条件)(https://www.faq.nitori-net.jp/question/01jjec05cz0nm54n4sb7d623za)
どんな家具が引き取り対象?種類別に整理
ニトリの家具引き取りサービスでは、どの家具が対象になるのかをあらかじめ確認しておくことが重要です。
ここでは、代表的な家具の種類ごとに「対象かどうか」を整理し、スムーズな買い替えをサポートします。
ベッド・ソファ・テーブル・椅子はOK?
ニトリで購入した家具と同じ種類で、同等のサイズや容量であれば、ベッド・ソファ・テーブル・椅子などの大型家具も引き取り対象になります。
これらは対象家具として申し込み時に引き取り設定が可能です。ただし、ソファのカウチやテーブルの大きさによっては同容量の条件に満たない場合があるため、実際には商品の仕様と重量を確認しておくことが安心です。
一度に複数家具を引き取ってもらえる?
複数の家具をまとめて引き取ってもらえるかどうかは、セット条件や容量で判断されます。
複数家具引き取りのポイント
1. 購入する家具と同量・同容量の古い家具であれば複数点引き取り可能
2. 設置付き配送を選ぶと、一度に搬出できる点数に余裕が出る
3. 同一日・同一配送便での引き取りとなるため、注文時に正確な点数を登録する必要あり
複数点を引き取ってもらう際は「同量・同容量」の条件がもっとも重要です。
たとえば、ダイニングセット(テーブルと4脚)を購入する場合、古いテーブル1点+椅子4脚を同時に指定して申し込むことでまとめて引き取ってもらえます。
設置付き配送を選択すると、配送員による搬出作業も効率化されるため、一度に複数家具を依頼する際にはこのオプションが便利です。
ニトリ以外の家具は引き取ってもらえる?
ニトリ引き取りサービスでは「ニトリで購入した家具」が前提です。以下では、他社家具の取扱い、自分で処分する選択肢との違い、そして地域による自治体対応の差について詳しく解説します。
他社家具は原則不可?例外はある?
ニトリの家具引き取りサービスは、購入時に不要となる家具を同時に回収できる便利なオプションですが、「ニトリ製品でなければ引き取ってもらえない」と思っている方も多いのではないでしょうか。
実は、他社製品であっても条件を満たせば引き取り可能です。
他社製家具でも引き取り可能な条件
・ニトリ配送センターによる「配送員設置」の商品であること
・購入した家具と「同数量」または「同容量」の家具であること
・異なる種類の家具でも、上記の数量・容量条件を満たしていればOK
・お届けする家具と引き取り家具が同じ部屋にあること
・玄関先納品の場合は、引き取り品も玄関先に出しておくこと
これらの条件を満たすことで、ニトリ以外の家具でも回収が可能となります。つまり、「他社製品は原則不可」というよりも、「条件付きで対応可能」と言い換える方が実態に近いと言えるでしょう。
ただし、店舗持ち込みでの引き取りや宅配便で届く小型商品の購入では、サービスの対象外となります。また、大型家具などで搬出が困難な場合は対応できないケースもあるため、事前の確認が大切です。
【参考】
ニトリ-家具の引取サービス(概要)(https://www.faq.nitori-net.jp/question/01j2rpn26xkx4yjdqf2jsw3d12)
ニトリ-家具の引取サービス(利用できない条件)(https://www.faq.nitori-net.jp/question/01jjec05cz0nm54n4sb7d623za)
自治体や不用品回収業者との違いは?
ニトリと自治体または民間の不用品回収業者では、処分方法・費用・タイミングにおいて異なる特徴があります。
これらの違いを踏まえると、大型家具をすぐに処分したい場合は業者、自分でスケジュールを調整できるなら自治体利用、買い替えとセットで済ませたいならニトリ、といった使い分けができます。
自治体によって対応が違うって本当?
はい。自治体ごとに粗大ごみの収集基準や費用、予約から回収までの流れが異なります。
・収集対象となる家具のサイズや種類は自治体によって異なる
・回収までの期間や予約方法も市区町村によって異なる
・一部自治体では持ち込み可能な処理施設を備えており、リーズナブルに処分できる
地域の公式案内を確認することで、ニトリ以外の家具の処分方法も含めて、コストや手間を比較しながらベストな選択がしやすくなります。
ニトリの家具引き取り申し込み手順を解説
ニトリの家具引き取りサービスは、購入時の申し込みがスムーズで失敗しないポイントです。ここでは「ネットと店舗での申し込み方法」「注文時の申し込み必要性」「申し込み後の変更・キャンセル」「自己搬入の可否」に分けて詳しく説明します。
ネット・店舗どちらで申し込めばいい?
ニトリの引き取りサービスは、ネットショップでも店舗でも申し込めます。それぞれの特徴は次の通りです。
ネットは手軽で時間を選ばずに申し込めますが、商品の仕様や引き取り対象か不安な場合は、店舗スタッフと直接相談できる点が店舗のメリットです。対策キーワードを含む購入と引き取りをスムーズに進めるなら、自分の状況に合わせて選ぶと良いでしょう。
注文時に申し込む必要があるって本当?
はい、本当です。注文時に引き取りの申し込みを行わなければ、あとから追加できないケースがほとんどです。
1. 注文画面やレジで「引き取りあり」を選択すること
2. 購入家具と同量・同容量の古い家具を正確に入力すること
これを逃すと、配送当日の引き取りは難しくなります。オプション選択忘れを防ぐため、購入時に「引き取り無料」や「引き取り有料」の違いもしっかり確認しておきましょう。
申し込み後の変更・キャンセルはできる?
申し込み後でも、原則として配送前日までは変更やキャンセルが可能です。
このため、引っ越しや予定変更がある場合は、配送日の前日までに手続きを済ませるようにしましょう。
ニトリの店舗に自己搬入できる?
自己搬入による引き取りは、サービスの対象外となります。
・古い家具の店舗への持ち込みは受け付けていない
・搬出も配送員による対応が前提
・大型家具や分解が難しい家具は専門搬出スタッフのサポートが必要
そのため、自己搬入ではなく、配送と引き取りのセット申込みがサービス利用のポイントです。
対策キーワードを意識しつつ、自宅まで配送員が来るサービス内容を理解しておくことで、全体のスムーズさが格段に上がります。
【まとめ】ニトリの引き取りサービスを上手に使うには?
この記事では、ニトリの家具引き取りサービスについて詳しく解説しました。
サービスは「購入時限定の有料オプション」であり、無料ではない点に注意が必要です。利用には、「同量・同容量」などの細かな条件があり、設置付き配送を選ぶことで回収が可能になります。
さらに、申し込みは注文時に限られ、後からの追加や変更が難しい点もポイントです。また、ニトリ製品に限らず、条件を満たせば他社製家具の引き取りも可能です。
特に重要なのは、「回収対象となる家具の条件を正確に把握し、注文時に申し込みを忘れないこと」です。これにより、引き取り当日のトラブルを防ぎ、スムーズな家具の入れ替えが実現できます。
不用品回収ラクエコは、家具のサイズや種類にかかわらず柔軟に対応でき、即日回収や日時指定も可能です。ニトリ以外の家具や複数点の処分にも適しており、「ニトリのサービス対象外」で困った方にもおすすめです。
家具の処分に悩んだ際は、この記事を参考にニトリの引き取りサービスの条件を確認し、自分にとって最適な方法を選んでください。