衣装ケースを処分したいとき、
- 衣装ケースの正しい捨て方がわからない
- 解体すれば一般ゴミで捨てられるの?
- 分別や解体など面倒な手間をかけたくない…
と悩んでいませんか?
衣装ケースの捨て方はいくつかありますが、それぞれ特徴や処分手順が異なります。
そこで当記事では、衣装ケースの捨て方を6つ紹介します。処分にかかる費用や解体方法についても解説するので、衣装ケースの捨て方に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

衣装ケースの捨て方は素材・自治体によって異なる!
ひと言で「衣装ケース」といっても、素材はさまざまです。一般的なプラスチック製のほか、木製やブリキ製などの衣装ケースも存在します。
そのため、衣装ケースの捨て方は素材や自治体によって異なります。また自治体による回収では、素材のほかサイズや品目によっても扱いが異なるため注意が必要です。処理手数料も異なるので、処分する場合は費用を確認することも重要です。
粗大ごみとして処分する必要があったり、資源ゴミとして分別を求められたりする場合もあるので、各自治体の公式ホームページをチェックしましょう。
衣装ケースの処分方法
まずはじめに、自治体を利用した衣装ケースの処分方法を紹介します。自治体によって、「衣装ケース」や「収納ケース」、「衣装箱」などさまざまな呼び方がありますが、粗大ごみとして処分できる場合が多いです。衣装ケースを粗大ごみとして捨てる場合を詳しく紹介します。
粗大ごみ(衣装ケース)収集として処分
衣装ケースを粗大ごみとして処分する方法の一つ目は、粗大ごみ収集として処分します。一般的な粗大ごみ収集の申し込みの手順は、下記の通りです。
- 粗大ごみ受付センターへ「電話」や「インターネット」から申し込みをする
- 収集日が決まったら、公共施設やコンビニで粗大ごみ処理券を購入する
- 粗大ごみ処理券に必要事項を記載して、衣装ケースに貼付する
- 指定された日に指定場所に、朝8時までに衣装ケースを出す
自治体により処理費用や収集日は異なりますが、多くの場合は上記の方法が衣装ケースの捨て方です。申し込みをする際に、メモを用意して「処理費用」「収集場所」「収集日時」を忘れないようにしましょう。
粗大ごみ(衣装ケース)を持ち込みで処分
次に、持ち込みで衣装ケースを処理する方法です。自治体によっては、ゴミ処理場へ直接衣装ケースを持ち込んで処分できる場合があります。
- 粗大ごみ受付センターへ「電話」か「インターネット」で申し込みを行う
- 予約した日にゴミ処理場へ衣装ケースを持ち込む
- 衣装ケースを処分したら、処理手数料を支払う
衣装ケースを粗大ごみとして持ち込み処分する場合は、重さで費用が変わってくるので、収集する場合よりも安く処分できます。衣装ケースが大きくない場合や、持ち込みできる手段があればゴミ処理場へ持ち込みをする捨て方がおすすめです。
普通ごみ(衣装ケース)として処分
衣装ケースの大きさが小さい場合は、「普通ゴミ」として処分できる場合もあります。普通ゴミとして処分できる場合は、「可燃ゴミ」や「不燃ゴミ」「プラスチック」など、どのゴミに該当するか確認をしてください。分別方法がわかったら、各自治体に適した捨て方をすれば、衣装ケースを処分できます。
衣装ケース(プラスチックなど)の捨て方6選
衣装ケース(プラスチックなど)の捨て方を6つ紹介します。
- 不用品回収業者に回収してもらう
- 自治体(粗大ごみ)で処分する
- NPO法人や支援団体などに寄付する
- フリマアプリ・リサイクルショップで買取してもらう
- 【補足】自宅でリメイクして使うのもあり
処分方法はさまざまですが、それぞれ費用や手間が異なります。それぞれ解説するので、参考にしてみてください。
不用品回収業者に回収してもらう
衣装ケースを手間なく処分したいなら、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。素材や自治体ごとのルールに縛られず、手間なく処分できます。
不用品回収業者を利用すれば、分別・所定の手続きも不要です。電話もしくはWebフォームから問い合わせるだけで、見積もり・回収作業を行ってもらえます。
不用品回収のラクエコなら、分別、解体、搬出など面倒な作業を全てプロに依頼できます。ぜひ検討してみてください。
自治体(粗大ごみ)で処分する
衣装ケースの捨て方には、自治体の粗大ごみとして処分するという方法もあります。一部、衣装ケースを一般ゴミで処分できる自治体もありますが、多くは粗大ごみに分類されます。
粗大ごみで捨てるメリットは、費用が安いことです。自治体によって異なるものの、1個あたり200円〜400円程度で処分できます。
【一般的な粗大ごみ処分の流れ】
- 自治体の粗大ごみ受付窓口で事前申し込みをする(電話・インターネット)
- 不用品の品目・サイズ・住所などを伝える
- コンビニ等で粗大ごみ処理券を購入する
- 処理券に必要事項(氏名・品目など)を記入して衣装ケースに貼り付ける
- 収集日の朝に指定ゴミ捨て場へ出しておく
自治体(粗大ごみ)処分は安いですが、その分手間がかかります。小さい衣装ケース1つであれば簡単ですが「大きな衣装ケースが複数あって持ち出しが大変…」といった場合は不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
NPO法人や支援団体などに寄付する
衣装ケースを処分したいなら、NPO法人や支援団体などに寄付するのもありです。各家庭で不要になった物を集め、必要な人に届ける団体が国内各地に存在します。
以下は一例です。
団体名 | エコトレーディング 小牧支店 | NPO法人 不用品の物品寄付で明るい社会を築く会 |
受付品目 | 収納用品・ぬいぐるみ・おもちゃ・靴など | 生活雑貨・文具・家具・楽器など |
所在地 | 愛知県小牧市元町2-181 | 埼玉県入間市狭山ヶ原217-1 |
連絡先 | 0568-74-7400 | 04-2997-8788 |
多くの団体が、寄付する側の持ち込みや郵送で寄付を受け付けています(多くは発送者側で送料を負担します)。「どうせ処分するなら必要な人に寄付したい」と考える方におすすめの処分方法です。
フリマアプリで売るかリサイクルショップで買取してもらう
衣装ケースを処分したいときは、フリマアプリで売る、もしくはリサイクルショップで買取してもらうという捨て方もあります。あまり使っていない・状態がよいなどの衣装ケースであれば、売却できるかもしれません。
ただし、手間がかかる割に高額売却は難しいです。そのため、余程の理由がない限りはあまりおすすめしません。
【補足】自宅でリメイクして使うのもあり
衣装ケースは自宅で簡単にリメイクできます。「衣装ケースとしては使わない…」「DIYでほかのアイテムにできない?」といった方は、ワゴンや収納棚にリメイクして使い続けるのもよいでしょう。
【衣装ケースのリメイクアイデア】
- リメイクシートを貼り付けておしゃれに変身させる
- キャスターをつけてワゴンにリメイク
- 木製の衣装ケースは扉をつけて収納棚にリメイク
いずれも「リメイクシートを貼り付けるだけ」「扉やキャスターを取り付けるだけ」なので、比較的簡単にリメイクできます。

店舗の引き取りサービスを利用する
使用しない衣装ケースやプラスチック収納ケースの引き取りサービスを実施している店舗があります。例えば、無印良品では自社製品の引き取りを行っており、コーナンなどのホームセンターでも同様のサービスを提供しています。ただし、引き取りサービスは店舗によって条件が異なるので、事前に確認をしてから持ち込みをするようにしましょう。
衣装ケースの処分を不用品回収業者に依頼するメリット
衣装ケースの処分を不用品回収業者に依頼するメリットは以下のとおりです。
- 分別や解体などが不要
- 処分時間に縛りがない
- 物によっては買取対応で、処分費用を抑えられる
- ほかの不用品もまとめて処分できる
衣装ケースの処分方法や扱いは自治体ごとで異なりますが、多くが分別・持ち出しといった手間がかかります。一方で、不用品回収業者を利用すれば手間が一切かかりません。
作業当日は立会いのみで、作業はすべてスタッフに任せられます。最短即日・早朝深夜の依頼もできるので「掃除や引っ越しがあるから早く処分したい」「仕事が忙しくて自治体収集の時間に合わせて持ち出しできない」と悩む方でも安心です。
衣装ケースの処分にかかる費用
衣装ケースの処分にかかる費用の目安は以下のとおりです。専門業者を依頼する際にも「相場」を知っておくと安心なので、確認しておきましょう。
処分方法 | かかる費用目安 |
不用品回収業者 | 800円~2,000円程度(+基本料) |
自治体(粗大ごみ) | 1つあたり200円~400円程度 |
各団体への寄付 | 送料のみ(※団体・地域によって異なる) |
衣装ケースを安く処分できるのは、自治体回収や寄付です。しかし、分別や解体、梱包や発送手配などの手間がかかります。
不用品回収業者に依頼すれば、衣装ケースの回収であれば費用はさほどかかりません。「衣装ケースが複数ある」「どうせなら他の不用品もまとめて処分したい」といった方は、お得に処分できるパックプランの利用がおすすめです。
衣装ケースを解体して処分できる?
「衣装ケースを解体すれば一般ゴミで処分できる」という自治体も一部存在します(素材ごとで異なる)。手間はかかるものの、衣装ケースは自分でも解体できます。手順は以下のとおりです。
- ノコギリと金切バサミを用意する
- 可能な限り手で分解する
- フレーム部分をノコギリで細かく切る
- 引き出し部分を金切バサミで小さく切る
- ゴミ袋に入れて一般ゴミとして処分する
自分で解体する場合は、ケガをしないよう注意してください。また、周囲に小さなお子さんやペットがいると危ないので、近づけさせないよう配慮する必要もあります。
衣装ケースを処分する際の注意点
ここまで、衣装ケースを処分する方法を紹介しました。ここでは、衣装ケースを処分する際の注意点を3つ紹介します。
- 引き取りサービスは店舗により異なる
- 衣装ケース解体する場合はケガに気を付ける
- 衣装ケースを売るにはコツがある
一つずつ紹介します。
引き取りサービスは店舗により異なる
衣装ケースの引き取りサービスは、店舗によって異なります。そのため、事前に引き取りサービスを受けたい店舗に確認をしてください。
例えば、無印良品では店舗によって対応が異なっていたり、ニトリでは買い替え時に対応していたりなど地域によっても違います。
衣装ケース解体する場合はケガに気を付ける
衣装ケースを処分する場合は、粗大ごみとして処分する自治体が多く処分費用がかかります。そこで、無料で処分するために、プラスチックカッターやのこぎりを使用して小さくして、「燃えるゴミ」や「燃えないゴミ」として処分する方法があります。
しかし、普段から工具を使用していない場合は、破片や切断面、工具を使用中にケガをする危険性が高いです。また、道具を用意するのにお金がかかります。
衣装ケースを売るにはコツがある
ほとんど使用していない衣装ケースの場合は、ネットオークションやフリマアプリなどで売れる可能性があります。そこで、売る際のコツを2つ紹介します。
- 清掃して綺麗な状態にする
- 同じサイズやシリーズにまとめて売る
衣装ケースを売るには、写真を撮るために汚れを落として、綺麗な状態で写真を撮ると売れる可能性が高くなります。表面についている汚れは除菌シートや濡れタオルなどで汚れを落とし、それでも落ちない汚れは洗剤や消毒用エタノールを使用して汚れを落としましょう。
他にも、衣装ケース単品ではなく、複数セットにすると売れる場合もあります。衣装ケースを複数持っている場合は、単品ずつだけでなく複数セットにして販売してみてください。
衣装ケースの捨て方に関するよくある質問
衣装ケースの捨て方に関するよくある2つの質問に回答します。
- 衣装ケースはホームセンターやニトリで引き取りしてもらえる
- 衣装ケースを無料で引き取りしてくれる業者はある
上記の質問の回答を読めば、衣装ケースの処分について網羅できるので、最後まで読んでみてください。
衣装ケースはホームセンターやニトリで引き取りしてもらえる?
ほとんどのホームセンター・ニトリでは、衣装ケースの引き取りを行っていません。ニトリは、買い替え時のみ「家具引取りサービス」を利用できますが、以下のように条件があります。
- 購入した家具(組立家具は除く)と引取りする家具が同数量または同容量まで
- 一部地域を除く
- 1配送につき4,400円
いずれにしても、引き取り費用が4,400円とやや高額です。「買い替えでなく処分したいだけ…」という方は、不用品回収業者に依頼するほうがスピーディかつ安く処分できます。
衣装ケースを無料で引き取りしてくれる業者はある?
衣装ケースを無料で引き取りしてくれる「優良業者」はありません。衣装ケースを無料で処分できる方法は、寄付(送料は実費)や売却のみです。
「無料」を謳う廃品・不用品回収業者が一部存在しますが、違法業者の可能性が高いため、絶対に利用しないでください。依頼してしまうと、トラック積み込み後に高額請求をされたり不法投棄されたりと、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。
衣装ケースの捨て方にお悩みの方は「不用品回収ラクエコ」がおすすめ!
衣装ケースの捨て方にお悩みの方は「不用品回収ラクエコ」にご相談ください。単品回収はもちろん、複数の衣装ケース・不用品をまとめて処分できるパックプランも用意しています。
解体が難しい・素材が特殊で自治体に回収してもらえない、といった衣装ケースでも簡単に回収できます。中身の分別から回収まですべてスタッフが行うので「衣装ケースの中身もまとめて処分したい」と考えている方でも安心です。

上記のように、衣装ケースを含めた複数の不用品もまとめて回収可能です。作業直前に必ず事前見積もりを提示しているので、高額請求の心配もありません。
「衣装ケースの捨て方がわからない…」「手間をかけずに処分したい」という方は、ぜひ「不用品回収ラクエコ」をご利用ください!