引っ越しや買い替えで不要になった家電製品を「どう処分すればいいのか」と悩んでいませんか？
自治体の粗大ごみ回収は日程や制限があり、面倒な手続きも多いため、処分方法に頭を抱える方も少なくありません。そんなときに頼りになるのが、大手家電量販店であるヤマダ電機の「店舗持ち込み回収」サービスです。
この記事では、ヤマダ電機で家電を店舗に持ち込んで引き取ってもらうための条件や、対象となる家電の種類、かかる費用などを詳しく解説します。
結論から言えば、ヤマダ電機では他店で購入した製品や故障品でも引き取り可能な場合が多く、小型家電については無料で回収してもらえることもあります。ただし、リサイクル料金や収集運搬費が発生するケースもあるため、事前の確認が欠かせません。
この記事を読んでいただくことで、ヤマダ電機での家電持ち込み回収の仕組みを理解し、余計な手間や費用をかけずに不要な家電を処分できるようになるでしょう。
訪問回収との違いや、店舗による対応のばらつき、不用品回収業者の活用方法まで幅広く網羅しているため、どんな状況の方にも役立つ情報が詰まっています。
ヤマダ電機で家電を店舗持ち込み回収できる条件と対象品目
ヤマダ電機では、不要になった家電製品を店舗に持ち込んで回収してもらえる制度があります。ただし、対象となる製品や回収条件には一定のルールがあります。ここでは、対象製品の種類や、他店で購入した家電の扱い、リサイクル法に基づく区分など、実際に持ち込む際に知っておくべきポイントを詳しく解説します。
対象になる「家電4品目」と「小型家電」の一覧
ヤマダ電機では、リサイクル法に基づいた「家電4品目」と、それ以外の「小型家電」も店舗への持ち込み回収が可能です。対象となる品目をしっかり確認し、持ち込み前に準備を整えておきましょう。
リサイクル法の「家電4品目」
ヤマダ電機で回収できる家電4品目は、以下の通りです。これらは家電リサイクル法の対象であり、リサイクル料金および収集運搬料金がかかります。対象品目には「テレビ」「エアコン」「冷蔵庫（冷凍庫含む）」「洗濯機（衣類乾燥機含む）」があります。
回収には、購入証明の有無や購入店の制限はなく、ヤマダ電機以外で購入した製品も対象です。持ち込みの際は、リサイクル料金に加えてヤマダ電機所定の収集運搬料金（持ち込み時でも発生）を支払う必要があります。
小型家電リサイクルの対象
小型家電回収の対象となるのは、使用済みの電子レンジ、炊飯器、掃除機、電気ポット、扇風機、CDラジカセ、アイロンなどです。こちらは家電リサイクル法の対象外であるため、回収費用は発生しませんが、店舗によって回収の可否や条件が異なるため、事前に店舗への確認が必要です。
また、持ち込みできる量や製品の状態にも一定の基準がありますので、破損品や電源が入らないものについては注意が必要です。
他店購入品や故障品でも引き取り可能かどうか
ヤマダ電機では、自社で購入した製品に限らず、他店で購入した家電製品の回収にも対応しています。また、製品が故障していても回収の対象となりますが、条件によっては受付できない場合もあるため、あらかじめ確認が必要です。
他店購入・故障品の回収対応条件
・他店で購入した家電も対象（購入証明は不要）
・壊れている家電も回収可能
・ただし、リサイクル法対象品は費用が発生する
・小型家電は対象外の場合あり（店舗に要確認）
・一部の状態の悪い家電や異常品は受付不可
ヤマダ電機は、家電リサイクルに積極的に取り組んでおり、故障品であっても法令に従って適切に処分しています。とくに冷蔵庫や洗濯機などの大型製品は、自社購入でなくても回収対象となるため、安心して依頼できます。
なお、店舗によって細かな対応が異なるため、事前に電話での確認をおすすめします。
リサイクル法対象外の家電
ヤマダ電機では、家電リサイクル法の対象外である製品についても、店舗によっては回収や買取に対応しています。これには電子レンジや炊飯器、掃除機などの小型家電が含まれ、製品の状態や持ち込み条件に応じて柔軟な対応が行われています。
ここでは、対象となる品目や回収・買取の条件、注意点について詳しく解説します。
回収対象となる小型家電と注意点
リサイクル法の対象外である小型家電でも、ヤマダ電機では回収サービスを提供しています。具体的には、電子レンジ、炊飯器、掃除機、CDプレーヤーなどが含まれており、回収は有料で対応されています。
回収料金は品目により異なり、例えば電子レンジは2,200円（税込）、炊飯器や掃除機は1,100円（税込）です。さらに、指定のダンボール箱に複数の小型家電を詰めて一括回収するプランもあり、1箱2,200円（税込）で利用可能です。
ただし、製品の状態によっては回収を断られることもあります。破損や汚損が激しい場合や、業務用・医療用など一般家電ではない製品は対象外となるため注意が必要です。持ち込み前に、必ず最寄り店舗に問い合わせを行い、対応の可否や回収条件を確認しましょう。
使用可能な製品は買取の可能性もある
ヤマダ電機では、回収だけでなく買取サービスも展開しています。特に、まだ使用できる状態の電子レンジ・炊飯器・掃除機などについては、最大2,000円（税込）での買取キャンペーンを実施しています。
買取対象となるには、対象メーカーであること、製造年が一定期間内であること、動作確認が可能であることなど、複数の条件を満たす必要があります。
買取対象製品の条件は公式サイトに掲載されているほか、店舗により異なる場合もあるため、持ち込む前に詳細を確認しておくと安心です。使用可能な家電を処分する際は、回収ではなく買取を選ぶことで、経済的なメリットが得られる可能性があります。
リサイクル法対象外の家電と回収・買取条件一覧
| 家電品目 | 回収の可否 | 回収費用（税込） | 買取の可否 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 電子レンジ | ○（多くの店舗で対応） | 2,200円 | ○（最大2,000円） | 故障・破損品は回収のみ。買取には対象メーカーと動作品であることが条件 |
| 炊飯器 | ○ | 1,100円 | ○（最大2,000円） | 内釜に剥がれがないなど、状態の良さが条件 |
| 掃除機 | ○ | 1,100円 | ○（最大2,000円） | ホースやパーツが揃っていることが必要 |
| CDプレーヤー・アイロン | ○（一部店舗対応） | 550円〜1,100円 | × | 状態によっては回収対象外。事前確認推奨 |
対象家電が使用可能な場合は、回収に費用をかけるよりも、買取サービスを活用することでお得に処分できます。特に、家電の買い替えを検討している場合は、買取＋新製品購入の組み合わせが経済的です。
ヤマダ電機では、こうした買取を通じたリユースにも力を入れているため、無理に処分せず、まずは買取対象になるかを確認することをおすすめします
【参考】
・ヤマダ電機-ご不要の「小型家電回収サービス」スタート！（https://www.yamada-denki.jp/service/kaden_kaisyu/）
・ヤマダ電機-家電買取キャンペーン（https://www.yamada-denki.jp/service/kaden_kaitori/small.html）
ヤマダ電機で家電引き取り・持ち込みにかかる料金体系を解説
ヤマダ電機では、家電リサイクル回収の際に料金が発生するケースが多く、品目や方法によっても費用が異なります。リサイクル料金だけでなく、収集運搬費や持ち込みに関する手数料など、利用前に把握しておきたい料金体系を項目ごとに詳しく解説します。
「リサイクル料金＋収集運搬料＋持ち込み手数料」の内訳
家電リサイクル法対象品をヤマダ電機で処分する場合、複数の費用が発生します。内訳を正確に理解することで、無駄な出費を避けることができます。
リサイクル料金
冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象品には、メーカーごとに定められたリサイクル料金が必要です。これは法律に基づく全国共通の費用で、ヤマダ電機での処分時にも適用されます。たとえば、東芝製の冷蔵庫（170L以上）のリサイクル料金は税込4,730円です。
収集運搬料
店舗へ持ち込む場合でも、ヤマダ電機では「収集運搬料」が一律で発生します。金額は1台あたり税込1,650円（2024年現在）で、店頭で回収処理を行うための人件費・運搬費として加算されます。回収対象が複数ある場合、品目ごとに同様の料金が加算される点にも注意が必要です。
持ち込み手数料
ヤマダ電機の公式情報では、持ち込み手数料は明記されていません。ただし、店舗によっては収集運搬料と同等に見なして料金が適用される場合があり、実質的には持ち込み＝収集運搬料が必要という形になっています。事前に持ち込み予定の店舗へ確認するのが安心です。
小型家電／エアコンなど品目別料金目安
処分する家電の種類によっても、リサイクル費用は異なります。以下に代表的な品目ごとの目安をまとめました。
家電品目別のリサイクル料金と運搬費用（目安）
| 家電品目 | リサイクル料金（税込） | 収集運搬料（税込） | 合計目安（税込） |
|---|---|---|---|
| 冷蔵庫（170L以上） | 約4,730円 | 1,650円 | 約6,380円 |
| 洗濯機・衣類乾燥機 | 約2,530円 | 1,650円 | 約4,180円 |
| テレビ（ブラウン管・液晶） | 約1,870円〜3,100円 | 1,650円 | 約3,520〜4,750円 |
| エアコン | 約990円 | 1,650円 | 約2,640円 |
※料金はあくまで目安であり、メーカーや品目によって異なる場合があります。
※収集運搬料は持ち込み時でも発生します。
リサイクル対象品は、費用の総額が意外と高額になることもあります。特に複数台を同時に処分する場合は、費用合計を事前にシミュレーションしておくと安心です。
【参考】
・家電リサイクル券センター-リサイクル料金主要メーカー一覧（https://www.rkc.aeha.or.jp/recycle_price_compact.html）
無料引き取り条件
一部の小型家電や特定条件を満たした場合、無料で引き取ってもらえるケースも存在します。ただし、すべてが無料対象ではなく、店舗の裁量による違いも大きいため注意が必要です。
無料引き取りの対象と条件
・小型家電（炊飯器・ポット・アイロンなど）
・店舗によっては電子レンジや掃除機も対象
・製品の破損がない状態であること
・1世帯あたりの持ち込み台数に制限がある場合も
ヤマダ電機では、リサイクル法の対象外である小型家電の一部について、店舗回収・無料引き取りの対応をしています。ただし、対象品目は店舗ごとに異なるため、最寄り店舗への事前確認は必須です。
また、無料でも数量制限や受付可能日が設けられている場合もあるため、急ぎの処分には注意が必要です。
遠方・大型サイズで追加費用が発生するケース
大型家電や遠方からの持ち込みには、通常料金とは別に追加費用がかかる可能性があります。特に注意すべきケースを把握しておきましょう。
大型サイズでの追加料金
大型冷蔵庫やドラム式洗濯機などは、搬出・移動に特別な対応が必要となる場合があります。特に階段の昇降やエレベーター使用が困難な環境では、別途料金（数千円程度）が発生することがあります。ただし、これは持ち込みではなく訪問回収時のケースが中心です。
遠方からの持ち込みに関する注意点
基本的に店舗への持ち込みには距離による追加費用は発生しませんが、一部離島店舗では対応が限定的であったり、持ち込み不可の店舗も存在します。そのため、持ち込み予定店舗の引き取り体制について、事前に確認しておくことをおすすめします。
【参考】
・ヤマダウェブコム－家電リサイクル回収のお申し込みについて（https://www.yamada-denkiweb.com/info/wcontents/guide_recycle.html?srsltid=AfmBOorD9ivfMWsnGRiO72BpTUdQu4-64KT6bA2iXRrhs5bxezchSSai）
ヤマダ電機の店舗で持ち込み申込から回収当日までの手順
ヤマダ電機で家電を持ち込んで引き取ってもらう場合、申し込みの有無や手続きの流れを事前に把握しておくとスムーズです。申込方法や当日の持ち込み手順、混雑時の対処法など、知っておきたいポイントを詳しく解説します。
事前申し込みが必要か／電話・WEBでの申込み方法
ヤマダ電機に家電を持ち込む際、事前申込みが必要かどうかは、対象となる家電の種類や持ち込み店舗によって異なります。以下では申込方法について詳しく説明します。
事前申し込みが必要なケース
エアコン・冷蔵庫・洗濯機など家電リサイクル法の対象品目を持ち込む場合、リサイクル券の発行や回収体制の準備が必要となるため、事前に店舗への連絡が推奨されます。
特に大型家電は、回収スペースやスタッフの確保が必要な場合があるため、必ず確認しましょう。
電話・WEB申込みの流れ
ヤマダ電機では、主に電話による申し込みが基本です。回収可能かどうか、当日の受付時間、必要な書類（リサイクル券など）について、店舗に直接確認しましょう。
WEBサイト上では持ち込み予約専用のフォームは設置されておらず、情報ページに記載された案内をもとに各店舗に問い合わせる形式となっています。
小型家電の場合の申込有無
炊飯器やポットなどの小型家電は、申込み不要でそのまま持ち込めるケースが多いです。ただし、すべての店舗が対応しているわけではないため、事前に店舗一覧から対応状況を確認しておくと安心です。
店舗持ち込み時の注意点
ヤマダ電機へ家電を持ち込む際には、手続き上やスムーズな対応のために、いくつかの注意点があります。
持ち込み時に気をつけたいポイント
・受付可能な時間帯（閉店1時間前など）を確認する
・リサイクル券が必要な場合は事前に準備する
・持ち込み予定の製品が破損していないか確認する
・車での搬入時は、駐車場の使用ルールもチェックする
・本人確認書類や受付伝票が必要な場合がある
持ち込み前には、ヤマダ電機の公式サイトや対象店舗の電話案内で、必要書類や受付時間を再確認しておくことをおすすめします。
また、リサイクル対象製品については、製造メーカーや容量によって料金が異なるため、公式サイトの料金検索ページを事前に確認しておくと安心です。
混雑が予想される時間帯・待ち時間の目安
店舗への持ち込み回収は、曜日や時間帯によって混雑状況が大きく変動します。とくに繁忙期や休日は受付に時間がかかることがあります。
混雑が集中するタイミング
混雑が集中するタイミングとしては、土日祝日の午後や月初・月末、家電のセール時期やボーナスシーズンが挙げられます。特に引っ越しや買い替えが重なるタイミングは予約が取りづらく、早めの手配が重要です。
・土日祝日の午後
・月初・月末（引っ越しや買い替えの多い時期）
・家電セール時期やボーナスシーズン（6月・12月など）
これらの時期は、不用品回収や処分の依頼が集中しやすく、業者の予約が取りにくくなる傾向があります。特に午後の時間帯や引っ越しシーズン、ボーナスによる買い替えが重なるタイミングは混雑が予想されるため、早めの予約・スケジュール調整が重要です。
スムーズに持ち込むためのコツ
平日午前中や、雨天時などは比較的空いている傾向があります。また、持ち込み前に店舗に連絡し、「混雑状況を確認」してから訪問することで待ち時間を短縮することができます。
ヤマダ電機の店舗では、繁忙期でもスムーズに対応できるよう受付体制を強化していますが、大型家電の搬入は対応に時間がかかる場合があります。できるだけ余裕を持ったスケジュールでの持ち込みを心がけましょう。
【参考】
・ヤマダウェブコム－家電リサイクル回収のお申し込みについて（https://www.yamada-denkiweb.com/info/wcontents/guide_recycle.html?srsltid=AfmBOorD9ivfMWsnGRiO72BpTUdQu4-64KT6bA2iXRrhs5bxezchSSai）
・ヤマダ電機-ご不要の「小型家電回収サービス」スタート！（https://www.yamada-denki.jp/service/kaden_kaisyu/）
持ち込み vs 訪問回収：ヤマダ電機の家電回収はどちらがおすすめ？
ヤマダ電機では、不要になった家電の引き取り方法として「店舗への持ち込み」と「訪問回収」の2つのサービスがあります。どちらが自分にとって最適かを判断するには、それぞれの特徴や違いを理解しておくことが重要です。
ここでは、サービスの特性、料金面の比較、使い勝手、向いている人の違いを詳しく解説します。
両サービスのメリット・デメリット比較
持ち込みと訪問回収には、それぞれ異なる利便性や条件があります。以下の表で特徴を整理してみましょう。
持ち込みと訪問回収の特徴比較表
| 項目 | 店舗持ち込み | 訪問回収（自宅引き取り） |
|---|---|---|
| 対応エリア | 持ち込み可能な店舗のみ | 全国対応（対応外地域あり） |
| 利用料金 | リサイクル料金＋収集運搬料（持ち込みでも発生） | リサイクル料金＋収集運搬料＋出張費（条件により） |
| 手続きの手間 | 店舗へ運ぶ必要がある | 自宅まで来てくれるため手間が少ない |
| 申込方法 | 店舗に直接連絡 | 店舗またはコールセンター経由で予約 |
| 回収対応までの時間 | 即日可能な場合あり | 要予約。訪問可能な日程は店舗ごとに異なる |
どちらの方法も回収可能な品目や基本料金は同じですが、「自力で運べるか」「急ぎかどうか」によって向き・不向きが分かれます。迷った場合は、最寄りの店舗へ相談するのが確実です。
費用面での違い
費用を重視する方にとって、持ち込みと訪問回収ではどちらが得かを把握しておくことは大切です。
費用面のチェックポイント
・基本的にリサイクル料金は同一
・収集運搬料は両方で発生（税込1,650円）
・訪問回収は条件により出張費（数百円〜）がかかることもある
・小型家電は持ち込みなら無料対象となるケースあり
持ち込みなら追加の出張費がかからないため、総額が安く済む傾向にあります。ただし、訪問回収では搬出の手間がかからず、特に大型家電や高齢者の方には便利です。料金の違いだけでなく、手間や体力とのバランスで選ぶことがポイントです。
手軽さ・対応エリア・日時の流動性比較
このセクションでは、「使いやすさ」や「予約の柔軟性」など、利便性に関する比較を行います。
利用の手軽さ
持ち込みは自分で店舗まで運ぶ必要がありますが、事前予約不要なケースも多く、思い立ったときにすぐ対応できるのが強みです。一方、訪問回収は予約が必須で、日時調整の手間はありますが、手間の少なさは大きなメリットといえます。
対応エリアと柔軟性
訪問回収はヤマダ電機の配送圏内であれば全国対応ですが、一部地域では受付対象外のこともあります。持ち込みの場合は、店舗によって対応可否が異なります。
特に地方店舗や都市型店舗では持ち込み対応をしていないケースもあるため、事前確認は必須です。
日時の調整しやすさ
訪問回収は予約制で日程調整が必要ですが、引っ越しなど予定が決まっている場合には便利です。一方、持ち込みはスケジュールに左右されにくく、時間に自由が利く点で優れています。
こんな人におすすめ：持ち込みが合うケース／訪問が合うケース
どちらのサービスが合っているかは、利用者の環境や目的によって異なります。以下のような傾向を目安に判断しましょう。
おすすめの使い分け方
・自力で運べるなら「持ち込み」が安くてスムーズ
・大型家電や多点数の処分には「訪問回収」が安心
・平日時間がある人は「持ち込み」で即日対応可能
・高齢者や忙しい方には「訪問回収」が便利
・対象店舗が近くにない場合は「訪問回収」一択
持ち込みと訪問回収は、どちらかが常に優れているわけではなく、「費用」「時間」「手間」のバランスで選ぶのが最適です。状況に応じて柔軟に使い分けることで、より快適な不用品処分が可能になります。
他店購入や小型家電・エアコンもOK？対象外品や注意点まとめ
ヤマダ電機では、他店で購入した家電や小型家電、さらにはエアコンなども回収の対象としています。ただし、品目によっては回収に条件があったり、費用が発生したりする場合もあるため、事前に確認しておくことが重要です。
ここでは、よくある品目ごとの対応や注意点をまとめて解説します。
他店購入品でもOK？
ヤマダ電機では、自社以外で購入した家電製品も回収の対象となります。メーカーや販売元を問わず受付可能で、購入証明書の提示も不要です。
店舗への持ち込みだけでなく、訪問回収にも対応しており、利便性の高さが魅力です。ただし、テレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機など家電リサイクル法の対象品を処分する場合は、事前にリサイクル券の準備が必要となります。
スムーズな回収のために、製品のメーカー名や型番、サイズ（容量）を事前に確認しておきましょう。また、持ち込み先の店舗によって対応が異なることもあるため、事前の問い合わせがおすすめです。
小型家電回収サービスについて
ヤマダ電機では、家電リサイクル法の対象外である「小型家電」も、一部有料で店舗回収を実施しています。以下に、代表的な品目と回収料金（税込）をまとめました。
小型家電回収料金の一例（持ち込み時）
| 品目 | 回収料金（税込） |
|---|---|
| 電子レンジ | 2,200円 |
| 天井照明（ペンダント） | 1,100円 |
| 扇風機 | 1,100円 |
| 小型プリンター | 1,100円 |
| 炊飯器 | 1,100円 |
| 掃除機 | 1,100円 |
| ビデオ・レコーダー | 550円 |
| スマホ・パソコン等 | 無料 |
加えて、ダンボール箱（最大サイズ：600mm×400mm×240mm）1箱分で2,200円の「まとめて回収」プランも利用可能です。複数の小型家電を一括で処分したい場合は非常にお得です。
注意点として、製品が破損・汚損していたり、分解されていたりする場合には、回収を断られることがあります。また、取り扱い品目や受付条件は店舗によって異なるため、事前に最寄り店舗への問い合わせをおすすめします。
エアコン・掃除機・電子レンジなど品目別注意点
それぞれの家電によって、回収可否や必要な手続きが異なります。以下に代表的な製品の回収条件を表でまとめました。
主な家電品目ごとの回収条件とポイント
| 家電品目 | 回収の可否 | 手数料・費用 | 備考 |
|---|---|---|---|
| エアコン | ○（リサイクル対象） | リサイクル料＋収集運搬料 | リサイクル券が必要。事前連絡が望ましい。 |
| 掃除機 | ○（有料） | 1,100円 | 小型家電扱い。状態により回収不可になることも。 |
| 電子レンジ | ○（有料） | 2,200円 | 故障・分解済品は対象外。 |
どの品目も、ヤマダ電機公式サイトまたは店舗で最新の対応状況を確認することが大切です。特にエアコンは法的処理が必要なため、リサイクル券の事前取得や対応方法の確認が重要です。
【参考】
・ヤマダ電機-ご不要の「小型家電回収サービス」スタート！（https://www.yamada-denki.jp/service/kaden_kaisyu/）
持ち込み不可の家電例と代替処分方法
すべての家電がヤマダ電機で回収できるわけではなく、以下のような品目は対象外となるケースがあります。
これらの場合は、自治体の粗大ごみ回収や民間の不用品回収業者を利用する必要があります。また、正常に動作する家電であれば、買取サービスやリユース業者への相談も選択肢のひとつです。
ここからは、ヤマダ電機での家電引き取りに悩んでいる方へ、不用品の持ち込みにも対応可能な業者を3社ご紹介します。
これらの業者は、家電の回収やリサイクルに対応しており、持ち込み対応や即日対応、安心の明朗会計など、利用者にとって便利なサービスが揃っています。
ヤマダ電機で対応外となる家電や、まとめて処分したい不用品がある場合にも頼れる存在です。次の見出しでは、各業者の特徴やサービス内容を詳しくご紹介します。
不用品回収ラクエコ
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 費用（プラン） | ・SSパック：4,800円~ ・Sパック：8,800円~ ・Mパック：24,800円~ ・Lパック：39,800円~ ・LLパック：79,800円~ ※Web割引適用 |
| 特徴 | ・最短30分で自宅に訪問 ・早朝深夜のご相談も可能 ・作業直前の事前見積りあり ・すべての作業をお任せ ・高価買取 |
| 電話番号 | 0120-190-217 |
| 受付時間 | 8:00~22:00（年中無休） |
「不用品回収ラクエコ」は、ヤマダ電機での家電引き取りや持ち込みを検討中の方に適した、北海道・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・関西圏など幅広い地域に対応している不用品回収業者です。
冷蔵庫や洗濯機などのリサイクル家電をはじめ、多様な不用品の即日回収に対応しており、見積もりや出張費も無料。LINEで簡単に依頼できる手軽さと、日時指定や深夜早朝対応といった柔軟なサービス体制が魅力です。
軽トラ積み放題などのプランも用意され、費用を抑えた回収が可能です。スタッフの対応も丁寧で安心感があります。
家電の処分にお悩みの方や、ヤマダ電機への持ち込みが難しい方は、「不用品回収ラクエコ」のサービスをぜひご検討ください。
家族の住む家がゴミ屋敷状態で諦めていましたが、ラクエコさんにだめもとで相談しました。電話問い合わせの方がとても安心できる方で色々相談させてもらいお願いすることにしました。綺麗にしていただいたのはもちろんですが、スタッフの方が大変信頼できる方達でとても満足です。
引用：不用品回収ラクエコ
何から手をつけて良いかわからない状態でしたが、スタッフの方々がとても親身で、プロフェッショナルな仕事ぶりを感じました。立ち合いは不要とのことだったので途中からお任せしていましたが、綺麗に片付けがされていました。また機会があれば、ぜひよろしくお願いします。
引用：不用品回収ラクエコ
不用品回収センター エコクリーンラボ
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 費用（プラン） | ・ちょっとしたお片付け：5,000円（税込）～ ・一人暮らしのお客様に：9,000円（税込）～ ・1K・1DK程度のお片付け：20,000円（税込）～ ・2LDK～3LDK程度のお片付け：※要お問い合わせ ・ゴミ屋敷や一軒家丸ごと：※要お問い合わせ※Web適用 |
| 特徴 | ・基本料金・出張費がパックプラン料金内・業界最安値に挑戦中・高価買取が可能 |
不用品回収センター エコクリーンラボは、ヤマダ電機での家電引き取りや持ち込みを検討している方に適した、北海道・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・関西エリアまで幅広く対応している業者です。
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電をはじめ、多彩な不用品の即日回収が可能で、見積もりや出張費は無料。LINEやWEBから手軽に依頼でき、日時指定にも柔軟に対応します。
料金は明朗で、軽トラック積み放題などのプランも用意されています。丁寧な接客対応と迅速な作業も好評で、初めて利用する方にも安心です。
家電処分をスムーズに進めたい方や、ヤマダ電機への持ち込みが難しい方は、「不用品回収センター エコクリーンラボ」をぜひご検討ください。
他の業者さんも検討しましたが、最終的にはここにお願いしました!
最初の見積もりでは少し高いかなぁとも思いましたが、運び出しの手間や処分品の数、大きさ、重さなどもろもろのことを考えたら妥当かなと感じました。
いずれにしても他の業者さんよりは確実に安くなったので満足です。
また、待たされることもなく即日対応で、スタッフさんもとても気さく&親切なので安心して依頼できました!
自分でやる手間を考えるとおすすめです!また不用品が出たときには、よろしくお願いしたいと思います。
引用：不用品回収センター エコクリーンラボ
不用品回収エコホワイト
| おすすめ度 | ★★★★★ |
| 費用（プラン） | ・少量、単品：5,000円（税込）～ ・少量、単品（1人暮らし程度）：10,000円（税込）～ ・1R/1K：20,000円（税込）～・1LDK/2LDK：30,000円（税込）～ ・2K/2LDK：100,000円（税込）～ ・家オフィス丸ごと片付け：※要お問い合わせ ※Web割引適用 |
| 特徴 | ・ほかの業者では別途で必要な料金もコミコミ ・紹介やリピート率が高い ・年間3,000件の実績で安心 |
不用品回収エコホワイトは、ヤマダ電機の家電引き取りや持ち込みの代替手段を探している方に適した、北海道・東京都・神奈川県・静岡県・愛知県・関西圏など幅広い地域に対応している業者です。
冷蔵庫・洗濯機・テレビなどのリサイクル家電を含む不用品を迅速に回収しており、即日対応や深夜対応も可能です。明朗な料金体系と無料見積もり、LINEや電話での簡単な予約が魅力で、自社スタッフによる丁寧な作業と徹底したマナー教育にも力を入れています。
ヤマダ電機での持ち込みが難しい方や、自宅から手軽に家電を処分したい方は、「不用品回収エコホワイト」のサービスを検討してみてはいかがでしょうか。
息子が昔から片付けが苦手で、年々部屋が汚くなっていき、どうしようかと困り果て業者さんに相談することにしました。第三者の業者さんにご依頼するのは少し悩みましたが、片付け方法やその後の対策も熟知しているとのこと、心機一転息子の今後のためになればと思い依頼することに。ものの数時間であっという間に片付けてくれて、息子も見違えるようになった部屋に大喜び！これからはしっかり片付けると約束してくれました。
勇気を出して依頼して本当に良かったです。
引用：不用品回収エコホワイト
キッチン周辺の家電・収納品を中心とした不用品回収事例
キッチン周辺に集まった家電や収納棚などの不用品回収事例をご紹介します。
キッチン家電や家具の回収をスムーズに行いました
電子レンジや冷蔵庫、収納棚などを回収した今回の現場では、キッチン周辺に物が集中しており、動線の確保に工夫が求められました。作業は2名で行い、大型のキッチンボードから慎重に搬出をスタートしました。
壁を傷つけないよう丁寧に取り扱いました。その後、冷蔵庫や電子レンジ、小型家電なども段取り良く積み込み、40分ほどで全ての作業が完了しました。
以下は不用品回収の事例写真です。迅速で丁寧な作業により、お客様の負担を軽減し、快適な空間を取り戻します。
【回収前】
【回収後】
【回収品目】
冷蔵庫・小型家電・電子レンジ・収納棚・キッチンボード
【作業人数】
2人
【作業時間】
40分
本事例の詳細内容については、以下のページをご覧ください。
「不用品回収ラクエコ」は、迅速で丁寧なサービスと柔軟な対応が魅力の回収業者です。重たい家電や家具の処分にお困りの方や、引越し・片付けのタイミングで不用品を一括処分したい方におすすめです。無料見積もりも承っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ：ヤマダ電機の持ち込み家電引き取りを賢く利用するコツ
この記事では、「ヤマダ電機の家電引き取り・持ち込み」に関する情報を網羅的に解説しました。リサイクル法対象の家電4品目をはじめ、小型家電や他店購入製品の持ち込み条件、回収の際にかかる料金や手続きの流れまでを詳しく紹介しています。
さらに、訪問回収との比較や、回収不可となるケースの対応策、不用品回収業者の利用についても取り上げ、読者が自身に最適な家電処分方法を選べるよう情報を整理しました。
特に重要なポイントは、ヤマダ電機では他店購入品や故障家電も回収可能であり、小型家電は無料で引き取られるケースがある一方で、持ち込みでも収集運搬料が発生する点です。持ち込み前には対象品目や料金体系を必ず確認しておきましょう。
不用品回収サービスを利用することで、大型家電の搬出や複数品目の一括処分など、自分では対応しづらいケースにも柔軟に対応できます。
不用品回収ラクエコは、即日対応・明朗会計・高価買取といった特徴を持ち、ヤマダ電機の持ち込みが難しい方にも安心して利用いただけるサービスです。
家電処分に悩んでいる方は、本記事を参考に自分に合った引き取り方法を選び、スムーズかつ賢く不用品を整理していきましょう。
