横浜市で家電を処分するには家電量販店に回収を依頼したり、横浜市の自治体に粗大ゴミとして回収してもらったりする方法があります。
ただし家電といっても大型家電・小型家電で処分方法が異なり、処分方法によっては2つを同時に処分できないことがあります。
本記事ではそのような、少々難解な家電の処分方法について分かりやすく解説するので、横浜市で家電の処分をお考えの方はぜひ参考にしてください。
家電は「大型家電」と「小型家電」で処分方法が異なる
家電の処分では「大型家電」と「小型家電」の2つに大きく分けられ、それぞれで利用できる処分方法が異なります。
大型家電は下記の4種類が該当し、それ以外の家電製品は小型家電に分類されます。
【大型家電】
- エアコンテレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)
- 冷蔵庫(冷凍庫も含む)
- 洗濯機(衣類乾燥機も含む)
【小型家電】
- 電子レンジ
- 扇風機
- 掃除機
- 炊飯器
- 携帯電話・スマートフォン など
そして大型家電と小型家電では、以下のように利用できる処分方法が異なります。
【大型家電・小型家電の処分の可否】
大型家電 | 小型家電 | |
---|---|---|
不用品回収業者 | 〇 | 〇 |
家電量販店の引取 | 〇 | 〇 |
フリマアプリ・地域掲示板サイト | 〇 | 〇 |
自治体指定の引取場所 | 〇 | ✖ |
家電リサイクルセンター | 〇 | ✖ |
小型家電回収ボックス | ✖ | 〇 |
横浜市の自治体による回収 | ✖ | 〇 |
粗大ゴミ自己搬入ヤード | ✖ | 〇 |
上記をもとに、まずはお持ちの家電製品がどの処分方法を利用できるのか把握しておきましょう。
横浜市で家電を処分する方法9つ|費用についても紹介
横浜市で家電を処分する9つの方法について、下記にまとめました。
【横浜市で家電を処分する9つの方法の比較】
費用(大型) | 費用(小型) | 作業の手間 | 処分のしやすさ(対応の早さ) | |
---|---|---|---|---|
不用品回収業者 | △ | △ | ◎ | ◎ |
家電量販店の回収 | △ | 〇 | 〇 | △ |
家電量販店への持ち込み | △ | 〇 | △ | ◎ |
フリマサイトなど | 無料~ | 無料~ | △ | △ |
指定の引取場所への持ち込み | ◎ | ー | △ | 〇 |
家電リサイクル受付センター | △ | ー | 〇 | △ |
小型家電回収ボックス | ー | 無料 | △ | ◎ |
横浜市の自治体の回収 | ー | 無料~ | △ | △ |
粗大ゴミ自己搬入ヤード | ー | ◎ | △ | 〇 |
以下では、それぞれの処分方法の費用や利用手順、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
不用品回収業者に回収を依頼する(大型・小型)
不用品回収業者を利用するメリット・デメリットを下記にまとめました。
メリット | ・運び出し作業から運搬作業まで、すべて任せられる ・土日祝日問わず営業している業者が多い ・申込当日でも回収に来てくれる |
デメリット | ・費用は割高な傾向にある ・悪徳業者もなかには存在する |
不用品回収業者の最大のメリットは運び出し作業から運搬作業まで、すべての作業を任せられる点です。車を持っていない方や、家電を一人で持ち運べないという方でも問題なく処分できます。
さらに、申込当日の回収にも対応してくれるため「今すぐ回収に来てもらいたい」という場合にも便利です。
デメリットは悪徳な業者が存在する点で、高額な費用を請求してくるような業者もなかにはいます。ただし、後述する「不用品回収業者を選ぶ際の3つのポイント」を参考にしていただければ、悪徳な業者に依頼することはなくなるはずです。
また、費用が割高な傾向にあるため「多少はお金をかけてもよい」と考えている方におすすめです。
不用品回収業者の費用を下記にまとめました。
【単品回収の料金(一例)】
- 冷蔵庫:1,800円~
- 洗濯機:1,500円~
- エアコン:2,000円~
- 掃除機:600円~
- 電子レンジ:800円~
- トースター:1,000円~
- 扇風機:800円~
参照:不用品回収ラクエコ
ただし上記は単品回収の場合の料金です。
複数の家電をまとめて処分したいときには「パック回収」を利用するとお得に処分できます。パック回収の料金の目安は下記のとおりです。
【パック回収の料金】
・少量、単品:5,000円程度~
・少量、単品(一人暮らし程度):10,000円程度~
・1R/1K:20,000円程度~
・1LDK/2LDK:30,000円程度~
・2K/2LDK:100,000円程度~
処分したい家電が複数ある場合は、不用品回収業者のパック回収を利用してみてください。
家電量販店に回収を依頼する(大型・小型)
家電量販店による回収のメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ・下取りをしてもらえればお得に処分できる ・運び出し作業をまかせられる |
デメリット | ・費用は割高な傾向にある ・店舗で手続きをしなければならない(小型家電は可能) ・引取日の日時指定ができない(小型家電は可能) |
もし新しい家電へ買い替える場合、下取りをしてもらうことでお得に処分できることがあります。また、大型家電の場合は自宅まで回収に来てもらえるため、自分で運び出し作業をする必要がありません。
ただし、デメリットとして大型家電の回収の場合は店舗で手続きをする必要がある点や、引取日の日時指定ができない点があります。
処分方法は、下記のように大型家電・小型家電で異なります。
【エディオンに回収を依頼する際の手順】
手順 | |
---|---|
大型家電 | 1.店舗で引取の手続きをする。 2.引き取りに来てもらった際に、料金(リサイクル料金・運搬料)を支払う。 |
小型家電 | 1.小型家電リサイクル券を購入 2.エディオンの公式サイトから、回収日時を選択する(この際に「小型家電リサイクル券」が必要になります) 3.回収品を箱に詰める指定日時に訪問した業者に回収してもらう |
参照:家電リサイクル|エディオン公式サイト
:使用済み小型家電回収申込み|エディオン公式サイト
大型家電・小型家電の回収費用は下記のとおりです。
【大型家電の回収費用】
回収費用(リサイクル料金+収集運搬料金) | |
---|---|
エディオン | 2,090円~7,480円(買い替えあり)3,080円~7,480円(処分のみ) |
ノジマ | 2,420円~6,380円(買い替えあり)4,620円~8,030円(処分のみ) |
ヤマダ電機 | 3,490円~12,400円 |
参照:家電リサイクル|エディオン公式サイト
:商品を購入せず処分のみでもできますか?|ノジマ公式サイト
:家電リサイクル回収のお申込について|ヤマダ電機公式サイト
詳細な費用は家電製品の品目・大きさにより料金が異なります。比較的サイズの小さいテレビなどは費用が安く済み、反対にサイズの大きい冷蔵庫などは費用が高くなります。
一方、小型家電の回収費用は下記のようになっています。
【小型家電の回収費用】※一部抜粋
費用 | |
エディオン | ・縦+横+高さの合計が120cm以下で、重さが10kg以下のもの:550円 ・縦+横+高さの合計が150cm以下で、重さが20kg以下のもの:1,100円 ・縦+横+高さの合計が370cm以下で、重さが90kg以下のもの:4,400円 |
ノジマ | 小型家電の回収はおこなっていない。 ※詳しくはノジマ公式サイトをご確認ください。 |
ヤマダ電機 | ・一括回収:1,650円(指定のダンボールに詰める) ・電子レンジ:1,100円 ・炊飯器:550円 ・掃除機:550円 ・扇風機:1,100円 |
参照:小型家電リサイクル|エディオン公式サイト
:商品を購入せず処分のみでもできますか?|ノジマ公式サイト
:ご不要の「小型家電回収サービス」スタート!|ヤマダ電機公式サイト
大型家電・小型家電ともに家電量販店ごとに回収費用が異なります。詳しくは各家電量販店の公式サイトをご確認ください。
家電量販店の店舗へ持ち込む(大型・小型)
家電量販店の店舗へ持ち込むメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ・即日処分できる |
デメリット | ・店舗まで運搬する必要がある ・運搬をしても、費用がそれほど安くならない(1,000円~3,000円程度) |
大型家電を処分する際、店舗まで自分で持ち運べば費用が安くなると考えるかもしれません。しかし、回収を依頼する場合と比べて1,000円〜3,000円程度安くなるのみで、それほど費用を抑えられるわけではありません。
ただし即日処分できる点はメリットといえるため、今すぐ処分したいと考えている方にはおすすめの処分方法といえます。
フリマサイトや地域掲示板サイトで引き渡す(大型・小型)
フリマサイトや地域掲示板サイトを使うメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ・ほとんど費用をかけずに処分できる ・売却できれば収益になる |
デメリット | ・今すぐ処分できるとは限らない ・故障しているものは引き取ってもらえない ・引取人とのやり取りなどに時間・手間がかかる |
フリマサイトで出品して売却できれば、収益を得ながら処分できます。
またフリマサイトで売却できなくても、地域掲示板サイト(ジモティー)であれば近隣の人で「引き取りたい」と手を挙げてくれる人もいます。
ただし、引取人がすぐに見つかる保証はないため、今すぐの処分を考えている人には向いていません。また引取人とのメッセージのやりとりが必要なため、手間をかけることなく処分したいと考えている人にも不向きといえます。
横浜市が指定する引取場所へ持ち込む(大型のみ)
横浜市が指定する引取場所へ持ち込むメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ・処分費用が安い(収集運搬料がかからない) |
デメリット | ・自身で運搬する必要がある ・土日祝日は休業日となっていることが多い |
最大のメリットは「収集運搬料」がかからない点で、リサイクル料金のみの負担で済みます。「一番費用を抑えられる方法で処分したい」とお考えであれば、横浜市が指定する引取場所へ持ち込むのがおすすめです。
しかし土日祝日は休業日となっていることがあるため、家電リサイクル券センターの公式サイトで営業日時を確認してから持ち込むようにしてください。
横浜市の指定引取場所は以下のとおりです。
【横浜市の指定引取場所】
名称 | 所在地 | 連絡先 |
---|---|---|
東芝環境ソリューション(株) | 鶴見区寛政町20-1 | 045-501-5477 |
スガヤメタル(株) | 都筑区早渕1-25-33 | 045-591-6266 |
日本通運(株) 横浜都筑指定引取場所 | 都筑区佐江戸町433 | 045-929-6122 |
東亜物流(株) 神奈川営業所 | 瀬谷区五貫目町21-5 | 045-620-5618 |
SBS即配サポート(株) 横浜デポ | 金沢区福浦2-16-13 | 045-374-5563 |
なお、営業日時については家電リサイクル券センターの公式サイトをご確認ください。
指定引取場所を利用される際は、下記の手順となります。
【指定引取場所の利用手順】
- 指定引取場所の営業日を確認する
- 郵便局でリサイクル料金を振り込む
- 指定引取場所に家電を持ち込む
家電リサイクル受付センターに回収を依頼する(大型のみ)
家電リサイクル受付センターのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ・車での運搬作業を任せられる |
デメリット | ・自宅前までは自分で運び出す必要がある ・1ヵ月先まで予約が埋まっていることがある |
家電リサイクル受付センターに依頼すると自宅前まで回収に来てもらえるため、車を持っていない方でも問題なく処分できます。
しかし自宅からの搬出は自分でおこなう必要があり、作業員が運び出しを手伝ってはくれません。また、1ヵ月先まで予約が埋まっていることがあるため、今すぐ処分したいと考えている人には不向きといえます。
家電リサイクル受付センターの利用手順は以下のとおりです。
【利用手順】
- 対象品目のメーカー名を確認する
- 家電リサイクル受付センターの公式サイトで事前申し込みをする
- 収集日前日までに、担当の収集会社と当日の収集時間などを調整する
- 収集日当日に処分する家電を引き渡す
- リサイクル料金と収集運搬料金を現金で支払う
小型家電回収ボックスに投入する(小型のみ)
小型家電は横浜市内に設置されている「小型家電回収ボックス」に投入して処分することができます。
小型家電回収ボックスを使って処分するメリット・デメリットは下記のとおりです。
メリット | ・費用が無料 |
デメリット | ・回収ボックスまで持ち運ぶ必要がある |
デメリットを挙げるとすれば、小型家電回収ボックスが設置されている施設まで持ち運ぶ必要があることです。
ただし、横浜市では市庁舎や区庁舎、総合スーパー(イオン・イトーヨーカドーなど)の一部店舗に設置されています。買い物などのついでに処分することが可能です。
※詳しい設置場所は横浜市の公式サイトをご確認ください。
小型家電回収ボックスで処分できるのは、投入口(30cm×15cm)に入れられるものになります。具体的には以下のものです。
横浜市の自治体に回収を依頼する(小型のみ)
横浜市の自治体による回収では、小型家電のみ処分してもらえます。
メリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ・費用を抑えられる(燃やすゴミであれば無料) |
デメリット | ・粗大ゴミの場合、申し込みから回収まで2週間かかることがある ・収集日が限られている |
横浜市の自治体で家電を処分してもらう際、ゴミの分類として以下の3つに分けられます。
処分したい家電がどれに当てはまるかは、ゴミ分別辞典サイトのごみサクで確認できます。
「燃やすゴミ」「小さな金属類」であれば通常のゴミ収集日に出すことができ、その場合費用はかかりません。
※各ゴミの収集日は横浜市公式サイトから確認できます。
粗大ゴミの場合は「粗大ゴミ収集」を依頼することができ、利用手順としては以下のとおりです。
【横浜市の粗大ゴミ収集の利用手順】
ただし粗大ゴミ収集の場合、申し込みから回収まで2週間程度はかかります。
「運搬してもよいから今すぐ処分したい」という場合は、次に紹介する粗大ゴミ自己搬入ヤードの利用を検討してみてください。
粗大ゴミ自己搬入ヤードへ持ち込む(小型のみ)
粗大ゴミ自己搬入ヤードに持ち込む場合のメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | ・申込当日でも持ち込んで処分できる |
デメリット | ・運搬する必要がある ・運搬しても費用が安くなるわけではない ・日曜日・年末年始は休業日で利用できない |
粗大ゴミ自己搬入ヤードへ持ち込む方法の大きなメリットは、申込当日に処分できる点で「今すぐ処分したい」と考えている方におすすめです。しかし、運搬しても費用が安くなるわけではなく、自治体に回収を依頼する場合と費用は変わりません。
粗大ゴミ自己搬入ヤードの詳細・利用手順を以下にまとめました。
【横浜市の粗大ゴミ自己搬入ヤード】
鶴見資源化センター | 所在地:横浜市鶴見区末広町1-15-1(鶴見工場内) 受付時間:9:00~12:00/13:00~16:00 休日:日曜日/年末年始 |
長坂谷ストックヤード | 所在地:横浜市緑区寺山町745-45 受付時間:9:00~12:00/13:00~16:00 休日:日曜日/年末年始 |
神明台ストックヤード | 所在地:横浜市泉区池の谷3949-1(神明台処分地内) 受付時間:9:00~12:00/13:00~16:00 休日:日曜日/年末年始 |
栄ストックヤード | 所在地:栄区上郷町1570-1 受付時間:9:00~12:00/13:00~16:00 休日:日曜日/年末年始 |
【利用手順】
- インターネット/LINE/電話(045-330-3953)のいずれかの方法で申し込む
- 横浜市指定の金融機関、郵便局、コンビニで粗大ゴミ手数料を収め、領収書・収集シールを受け取る
- 指定した日時に、自己搬入ヤードに持ち込む
なお、上記で紹介した粗大ゴミ自己搬入ヤードの施設は閉鎖されていることもあるため、ご利用前に横浜市の公式サイトで最新の情報を確認するようにしてください。
不用品回収業者を選ぶ際の3つのポイント
ここからは不用品回収業者の利用を検討されている方に向けて、業者選びの3つのポイントを紹介します。
【不用品回収業者を選ぶ際の3つのポイント】
- 無料の見積もりに対応してくれる業者を選ぶ
- 回収実績を掲載している業者を選ぶ
- 口コミを掲載している業者を選ぶ
このなかで特に重要なのは「無料の見積もりに対応してくれる業者を選ぶ」です。
不用品回収業者は電話やメールなどで無料の見積もりに対応してくれます。
そのため「見積もりを3社ほどから取り、一番安い業者へ依頼する」ということが可能なので、ぜひ試してみてください。
まとめ:横浜市で今すぐ・まとめて家電を処分したい場合は「不用品回収ラクエコ」にご相談ください!
横浜市で家電の処分をお考えであれば「不用品回収ラクエコ」にご相談ください。
「不用品回収ラクエコ」は年間の実績が10,000件を超えており、毎年多くのお客さまにご利用いただいています。
タイミング次第ではお申込みから30分でご自宅まで駆けつけることができ、さらに下記のような冷蔵庫や電子レンジなどの家電も30分ほどの作業時間で済みます。
また、ご利用いただいたお客さまからは下記のようなお声をいただきました。
当日の急なお願いにも丁寧に、素早く対応していただきました。納得いく金額で、次も依頼させていただきます。
引用:不用品回収ラクエコ
ラクエコさんは、仕分け作業からやってもらえるので申し込みました。当日は、祖母がいる傍らで丁寧に作業してくださったと聞いています。「おかげで家がスッキリ片づいた」と喜んでいます。この度は、ありがとうございました。
引用:不用品回収ラクエコ
無料で見積もり・相談を承っていますので、ご依頼いただくかの判断はそのあとでも構いません。お気軽に下記のリンクからお問い合わせください。