「片付けが苦手」や「お金がない」などの事情で片付けられない状況が続くと、家はゴミ屋敷化してしまいます。
もちろん自力で片付ける方法もありますが、積み重なったゴミの処理は危険が伴います。
この記事では、一軒家のゴミ屋敷を片付ける費用相場や、業者に依頼したときの費用を安く済ませる方法を解説します。片付け業者を選ぶ際のポイントも紹介していますので、自分に合った業者に依頼して早急に解決しましょう。
一軒家のゴミ屋敷を片付ける費用の相場
一軒家のゴミ屋敷を丸ごと片付けるとなれば、費用は22万円～が相場です。ただし、片付け費用はさまざまな要素を考慮して決まるため一律ではありません。そのため費用相場は、見積りを取る際の参考としてご活用ください。
ここでは、片付け費用を決める要素と一軒家の間取りごとの費用相場を解説していきます。
ゴミ屋敷の一軒家を片付ける費用相場
一軒家のゴミ屋敷片付けの相場は、ゴミの量 1㎥あたり1〜2万円と言われています。そのため、8畳の部屋は1.6(㎡) ※× 8(畳) × 1.0(高さ) ＝12.8㎥ で、金額にすると相場は最大で¥128,000〜¥256,000となります。
一部屋分で上記の金額なので、一軒家(4LDK)として考えると最低でも、およそ30万円〜50万円程度は必要になりそうです。
また、業者やごみの量に応じて作業時間やスタッフの人件費も変動するため、一軒家の場合は費用相場として数十万円以上はかかることを一つの目安にしておくと良いでしょう。
※一畳の面積を1.6㎡として計算しています。
費用を決める要素
ゴミ屋敷の片付け費用を決める要素は、次のとおりです。
- ゴミ屋敷となった一軒家の間取り
- 処分する物の量
- 片付け作業に必要な人数
- 片付け作業にかかる時間
片付け費用は、これらの要素を総合的に考慮して決まります。間取りが広くても物の量が少なければ費用は安くなりますし、逆に狭い間取りでも物が多ければ高くなります。
一軒家全体がゴミ屋敷化している場合には、処分する物の量も大量になるため、費用も高額となるケースが多いでしょう。
間取りごとの相場
「みんなの遺品整理」調べによると、一軒家の片付け費用相場は次のとおりです。
| 間取り | 作業人数 | 作業時間 | 料金相場 |
| 1R・1K | 1~2 | 1~3時間 | 30,000~80,000円 |
| 1DK | 2~3 | 2~4時間 | 50,000~120,000円 |
| 1LDK | 2~4 | 2~6時間 | 70,000~200,000円 |
| 2DK | 2~5 | 2~6時間 | 90,000~250,000円 |
| 2LDK | 3~6 | 3~8時間 | 120,000~300,000円 |
| 3DK | 3~7 | 4~10時間 | 150,000~400,000円 |
| 3LDK | 4~8 | 5~12時間 | 170,000~500,000円 |
| 4LDK以上 | 4~10 | 6~15時間 | 220,000~600,000円 |
ゴミ屋敷の場合、通常の一軒家と比較して処分する物の量が多く、作業時間も長くなるため、相場の上限付近の金額となる可能性が高いでしょう。
お金がない時に片付け費用を安くするコツ
ゴミ屋敷を片付ける際の費用相場を見てみると、決して安くはないので、お金がないときには全てを業者任せにすることができません。
そこで、お金がないときでもゴミ屋敷を片付けられる方法を紹介します。
- 自力で片付けられるものは片付けておく
- 買取に出せるものは買取に出す
- 相見積もりを取る
3つのポイントを抑えることで費用を抑えてゴミ屋敷を片付けることができます。ただし、お金がないときには、自力で少しずつ不要なものを処分していくことをおすすめします。大きな不用品を処分することは難しくても、小さな不用品を自力で処分することで、片付け費用を抑えることが可能です。
自力で片付けられるものは片付けておく
ゴミ屋敷の片付け費用は、処分する物の量で大きく変わります。業者に依頼する前に、自分で片付けられるものは片付けておくことで、費用を抑えられます。
物を処分できない場合には、処分する物と残す物の仕分けだけでもしておきましょう。
事前に仕分けができていなければ、業者は依頼者に1つ1つ確認しながら作業を行わなければならなくなるため、作業にかかる時間が大幅に増えてしまいます。作業時間が長くなると費用も高くなるため、できる限り作業時間が短くなるような工夫が大事です。
そのため、事前に自力で片付けておくことが重要です。自力で片付けをする手順は、以下の通りです。
- 必要なものと不要なものを決める。
- 片付けをする順番を決める。
- 部屋を掃除する。
自力で部屋を片付ける手順を流れの中で解説します。
まずは部屋にある必要なものと不要なものを決めます。片付けるものを事前に決めておくと、作業がスムーズになるだけでなく、部屋が綺麗になっていくのがわかります。また、不要なものが多い場合は、床が見えない程にものが置いてあるケースが多いです。
床が綺麗になってくると、これも捨てた方が良いか悩みます。最初に決めたもの以外を処分するか悩んだ場合は、一旦保留して捨てるか悩んだものを集めておきましょう。まずは一度決めた順番で部屋を片付けることを優先してください。
最後に、不要なものがなくなったタイミングで部屋を掃除します。部屋の片付けができていない場合は、何度も1から3までの手順を繰り返していきます。ポイントは、片付けの最中に事前に決めていないものが出てきても一旦は決めた手順で片付けをすることです。
買取に出せるものは買取に出す
ゴミの中には、価値のある物が含まれている場合もあるでしょう。価値のある物をそのまま処分するのはもったいないです。
価値のある物は処分するのではなく、買取に出すようにしましょう。買取業務を行っている片付け業者に依頼すれば、片付けと買取をまとめて行えるので便利です。
処分を依頼する物の中に買取できる物が含まれていれば、片付け費用から買取金額を差し引くことができるため、その分だけ費用を抑えられます。
リサイクルショップやフリマアプリを利用して買取に出すこともできますが、余分な手間と時間がかかるため、ゴミ屋敷の片付けでの利用はおすすめできません。
相見積もりを取る
ゴミ屋敷の片付け費用は相場に開きがあります。同じ作業でも業者によって大きく金額が変わることも珍しくありません。
そのため、ゴミ屋敷の片付けを依頼する際には、複数の業者で相見積もりを取ることをおすすめします。見積りを取る際には、金額だけでなく、作業範囲もしっかり確認しておくようにしましょう。
「不用品回収ラクエコ」は、市場調査を定期的に行い、業界最安値を目指しています。相見積もりでのご相談もお受けしてますので、ゴミ屋敷の片付けを検討されている方はぜひお問い合わせください。
ゴミ屋敷の片付け業者の選び方
ゴミ屋敷の片付け業者は数多く存在しています。どの業者を選ぶのかによって、金額も満足度も大きく変わるでしょう。
ここでは、ゴミ屋敷の片付け業者を選ぶ際のポイントを3つ紹介します。ポイントを押さえて、ベストな業者を選ぶようにしてください。
悪質な業者に注意
残念ながら、片付け業者の中には悪質な業者も存在しています。宣伝文句の安さだけで業者を選ぶと、作業完了後の高額請求や不法投棄などのトラブルに巻き込まれる可能性があるため注意してください。
大音量の街宣車で走り回っていたり、大量のポスティングをしたりしている業者には特に注意が必要です。「片付け費用は無料」などを謳い文句に、別名目での高額請求を受ける危険性があります。
悪質な業者を完全に見抜くのは難しいです。業者のサイトやインターネットの口コミ、買取の古物商許可証があるかなど、できる限り情報を集めたうえで、信頼の置ける業者を選ぶようにしてください。
見積り・料金の内容が明確な業者を選ぶ
片付け業者の見積りを取る際には、金額だけに着目してはいけません。その見積りでの作業範囲はどこまでか、人数や作業時間の見積りはどうなっているのかも確認しましょう。
具体的な内容を確認せずに片付けを依頼すると、自分の考えと実際の作業内容に違いが出てしまう可能性が高いです。業者にどこまでの作業をしてもらいたいのかを明確にして、その内容が見積りに含まれているかをしっかり確認してください。
片付け・買取の両方に対応した業者を選ぶ
ゴミ屋敷の片付け業者を選ぶ際は、片付けだけでなく、買取にも対応した業者を選ぶようにしましょう。買取の知識がある業者に任せることで、価値のある物を処分してしまう可能性を減らせます。
買取に対応した業者を選ぶ際には、古物商の許可業者であるのかの確認も忘れずに行いましょう。悪質な業者に依頼してしまう可能性を減らせます。
ゴミ屋敷の片付けは、しなければならないことがたくさんあります。工程を減らすためにも、片付けと買取をまとめるのがおすすめです。
一軒家のゴミ屋敷の片付け事例
実際の片付け事例では、1部屋を片付けるのに3名のスタッフが2時間で作業を完了しております。さまざまな物が混在した事例でしたが、分別から搬出までを短時間で終えることができました。
依頼者の方は、処分したい物が多すぎて、何から手を付けたら良いのかとお困りでした。片付け業者に依頼すれば、はじめの分別作業からお任せいただけます。
一軒家のゴミ屋敷でお困りの方は「不用品回収ラクエコ」にお任せください。不用品回収業者の価格満足度No.1、ゴミ屋敷の片付け満足度No.1の実績で、納得のサービスを提供します。
ゴミの分別からも対応可能で、最短30分で見積りに伺うことが可能です。もちろん、見積りでは明確な料金を提案させていただきます。
ゴミ屋敷の片付けはラクエコまで
ゴミ屋敷化してしまった一軒家を自力で片付けるのは現実的ではありません。手間がかかるだけでなく、ゴミが崩れるなど危険もあるでしょう。ゴミ屋敷の片付けには片付け業者を利用するのが無難です。
業者に依頼する際には、費用を抑えるための工夫をすること、悪質な業者に依頼しないことが重要です。片付け業者の費用は決して安いものではありません。自分で片付けられるものは片付けるなどの工夫をして、できるだけ費用を抑えられるようにしましょう。
業者選びにお困りの方は「不用品回収ラクエコ」をぜひご利用ください。
