専門業者に頼らず、自分で遺品整理を行うことはできるのでしょうか。自分でやる場合の時期や進め方、費用相場も気になりますよね。
結論からお伝えすると、自分で遺品整理を進めることは可能です。しかし、多くの場合、専門業者に依頼した方が賢明です。
当記事では、その理由とともに、遺品整理を始める適切な時期・進め方などについて詳しく解説します。
自分で行う場合と専門業者に依頼する場合の費用相場の違いや、遺品整理のQ&Aも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
遺品整理は遺品整理業者に任せるのがおすすめ!
遺品整理を自分で行うのは精神的にも肉体的にも大変です。冒頭でもお伝えした通り、遺品整理をスムーズに行いたい方は、専門業者へ依頼するのがおすすめです。
- 遺品の量がごく少量
- 故人宅が近い(通いやすい)
- 比較的時間がある
- 自分以外にも手伝いがいる
例えば上記の条件全てに当てはまるような方であれば、自分で行っても問題ないかもしれません。しかし、多くの場合いずれかまたは全て該当しません。また、全ての条件に当てはまったとしても、故人を失った悲しみやご自身の性格などが原因で作業がなかなか進まない場合もあります。
遺品整理は自分でやる?それとも業者?メリット・デメリットと費用相場まとめ
遺品整理は基本的に専門業者に依頼した方がメリットが多いです。遺品整理を自分で行う場合と専門業者に依頼する場合のメリット・デメリット、また費用相場についてまとめました。
自分で行う場合 | 遺品整理業者に依頼する場合 | |
メリット | ・費用が比較的安い ・故人を偲(しの)びながらマイペースに進められる | ・面倒な分別~搬出までを全て任せられる ・遺品整理をスピーディーに終わらせられる ・故人宅が遠方の場合など、何度も通う必要がない遺品を買い取ってもらえる場合もある |
デメリット | ・いつまでも終わらないリスクが高い ・不用品の仕分けや処分が面倒 ・故人を思い出して辛い期間が続く | 自分で行うより費用が高額 |
費用相場(※間取りや遺品の量に応じて変動) | 約1~10万円(粗大ごみ処理手数料/家電リサイクル料等) | 約40~60万円(※3DK以上の一軒家の場合) |
上記の通り、自分で行った方が費用面は安いですが、専門業者に依頼した方がメリットは多いです。また、自分で行う場合はご自身の精神的・肉体的負担が非常に大きくなります。不用品の捨て方を都度確認して所定の日時・場所に搬出したり、物によっては別途供養したりなど、仕分け以外にもさまざまな労力がかかります。
費用対効果を考慮するのであれば、まずは専門業者に見積りを依頼してみましょう!当記事でご紹介する「不用品回収ラクエコ」はお見積りが無料、またお見積り後にキャンセルしても料金は一切発生しないため安心です。
遺品整理を自分で行うのが難しい理由3つ
遺品整理を自分で行う場合、なかなか進まない理由には以下の3つが挙げられます。
遺品を見るたび思い出や後悔の念が湧くから
自分で遺品整理をすればマイペースに進められますが、時間があると思い出に浸ってしまい、かえってなかなか終わらないリスクが高まります。
専門業者に依頼すれば、よい意味で感傷に浸っているヒマはありません。明らかに不用品と思われるものは仕分けして業者に引き取ってもらい、残ったものをゆっくりと整理するのが賢い進め方です。
自分のものではなくどう処分したらよいか迷うから
自分の持ち物ではないので、遺品なのか不用品なのかの判断が難しい場合もあります。一緒に住んでいなかったのであれば初見のものも多く、どう処分したらよいか迷ってしまうでしょう。専門業者に依頼すれば、取っておいた方がよいもの・そうでないものについて的確なアドバイスがもらえます。
遠方に故人宅があり何度も通えないから
故人宅が遠方にあり、物理的に自分で行うのが難しい場合も多いです。遺品整理を任された方にも自分の生活があるため、何度も通うのは難しいでしょう。即日対応を謳っている業者や、作業日当日の立ち合いが不要な業者を選べば、何度も故人宅へ足を運ばずに済みます。
遺品整理を自分で行った方の体験談を紹介!
遺品整理を自分ですると決めたものの、思うように捗らない方は多数存在します。そのくらい、自分で遺品整理をすることは難易度が高いです。経験者の体験談をご紹介します。
家一軒分の遺品整理に何年もかかっております。整理に来る度、思い出の物を見つけては辛くなったり、後悔の念が出て来てしまったりで苦しいです。思い切って全て処分した方が良いのでしょうか?それとも気持ちの整理が付くまで私のペースで行っても良いのでしょうか?遺品に囚われているから前に進めず、遺品整理に来る度辛くなってしまうのかもと思うようになりました。
引用元:Yahoo!知恵袋
遺品整理を昨年2度(自分の実家と主人の実家)経験しましたが結構戸惑いますよ。「これはどうする?」という事が意外と多かったです。(親世代は色々ため込んでいる事が多いので)どうしても持って帰りたいというもの(特に家族写真など)以外は業者の方にお任せしたほうが未練が残りませんね。それに明け渡し期限も迫ってましたから・・・その持ち帰った物も未だに整理できずにいて部屋がパンパンです。
引用元:Yahoo!知恵袋
遺品整理の進め方に関する気になる質問
遺品整理に関するQ&Aをまとめました。遺品整理が初めての方が抱きがちな「そもそも絶対に行うものなのか?」など根本的な疑問にも詳しく回答します!
遺品整理はいつから始めればよい?
遺品整理は四十九日の法要後に行うのが一般的です。
理由としては、親族が一斉に集まりやすく遺品に関する話し合いができるから、遺族の気持ちの整理がつきやすい期間でもあるから、などが挙げられます。
しかし、上記はあくまでも一般論です。四十九日前でも特に問題はなく、四十九日前に行うメリットも多いです。死亡届の提出など、手続き関係には期限がありますので、早めに行っておく必要があります。
遺品整理を四十九日前に行うメリットや注意点については、以下の記事で詳しく解説していますので、宜しければご覧ください。
遺品整理は絶対必要?しないとどうなる?
結論からお伝えすると、遺品整理は必要です。遺品整理を行わないリスクについてまとめました。
<賃貸物件の場合>
- 家賃を払い続けることになる
- 住居侵入・放火・窃盗のリスクが高まる
<一軒家の場合>
- 家屋の倒壊や火災が起こる危険性あり
- 景観が悪くなり犯罪のリスクが高まる
- 固定資産税が増額する
- 罰金が科せられる場合もある
上記以外にも、遺品を長年放置しておくと勝手に持ち出したり処分したりする親族が現れて、親族間トラブルにつながる危険性もあります。遺品整理は速やかに行いましょう。
遺品整理で捨ててはいけないものって?
遺品整理で捨ててはいけないものの代表例は以下の通りです。
- 現金・印鑑・身分証明書などの貴重品
- 土地の権利書・契約書類等
故人が遺言書やエンディングノートを準備していた場合は、それらに従って遺品整理を進めます。
遺品整理では衣類も買い取ってもらえる?
リユース可能な遺品であれば基本的にはなんでも買取対象になります。亡くなった人の衣類を処分する時期もその他の遺品と同様で問題ありません。
人気ブランドの服であれば古着でも高価買取につながる可能性があるため、専門業者に査定を依頼するのがおすすめです。遺品整理業者の多くは回収と同時に買取にも対応しているので、遺品整理を依頼すればその場で回収費用と買取額を相殺できます。
遺品整理は自分でするより「不用品回収ラクエコ」にお任せ!
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遺品の量が多く、どこから手をつけたらよいか迷っていたお宅もこんなにすっきり。買取可能な遺品があればその場で買取額と回収費用を相殺できて便利です。
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