気に入って購入したものの、新居には置けないサイズだったり、古くなってしまったりした大型家具をどう処分したらよいのか迷いますよね。自力で運べないタイプの家具は処分方法が限られます。あまり時間がかかると引越しなどに影響しますので、速やかにどう処分するかを選択することも大切です。
当記事では、運べない大型家具の処分方法5つとそれぞれのメリット・デメリット、費用相場を解説します。無料処分の注意点やおすすめの業者も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
運べない大型家具の処分方法5つとそれぞれの費用相場
大型家具の処分方法5つとそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。大型家具を処分する際は、自力での運び出しがいらない「引き取り」型が断然おすすめです。
不用品回収業者に依頼する
自宅の不用品をまとめて引き取ってくれる専門業者に依頼し、回収してもらう方法です。回収費用はかかりますが、リサイクル可能な品であれば回収と同時に買い取ってもらえる場合があり、回収費用と相殺することで費用負担を抑えられるというメリットがあります。
回収までにかかる時間は非常に短く、「即日対応」を謳った事業者であれば、連絡した当日に作業してもらえる場合もあります。当記事でご紹介する「不用品回収ラクエコ」は、連絡後、最短30分で自宅に伺うことができ、急な引越しのある方や回収にあまり時間をかけられない方におすすめです。
回収タイプ | ・引き取り(自宅にて回収) |
おすすめな方 | ・大型家具を急ぎ処分したい方 ・その他の不用品もまとめて処分したい方 |
メリット | ・都合のいい日に自宅で回収してもらえる ・他の不用品もまとめて回収してもらえる ・リユース可能な不用品は回収と同時に買い取ってもらえる(回収費用を抑えられる) |
デメリット | ・1点のみの回収だと、出張費などがかかる場合がある |
自治体の粗大ゴミに出す
自治体の粗大ゴミ受付センターに連絡し、回収日を予約して粗大ゴミに出す方法です。専門業者に依頼するよりは費用を安く抑えられますが、回収までに時間がかかったり、そもそも回収してもらえなかったりする場合もあります。
回収タイプ | ・引き取り(※ただし、ゴミステーションなど指定場所までの運搬が必要) |
おすすめな方 | ・大型家具をできるだけ安く処分したい方 ・引越しまで時間のある方 |
メリット | ・処分費用を安く抑えられる ・自宅付近(最寄りのゴミステーションなど)で処分できる |
デメリット | ・有料の「粗大ゴミ処理券」の事前購入が必要 ・予約が混みあっていると回収が数週間先などになる場合もある ・自治体とサイズによっては規定外のため粗大ゴミとして処分できない |
出張買取を依頼する
出張買取に対応しているリサイクルショップや、出張買取の専門業者に依頼し、自宅にて査定・回収してもらう方法です。スタッフが自宅へ出張し、査定額に納得したら買い取ってもらえます。
回収タイプ | ・引き取り(対象家具を自宅で買取) |
おすすめな方 | ・使用年数の少ないまたはキレイな家具をお持ちの方 ・引越しまでに時間のある方 |
メリット | ・状態のよい家具であれば処分費用がかからず現金化できる ・買取強化中のブランドの家具であれば査定額がアップすることもある ・他の商品もまとめて買い取ってもらえる可能性あり |
デメリット | ・買取対象になる家具・ブランドが限られる ・繁忙期には予約が取れないこともある(回収までに時間がかかる) |
フリマアプリで出品する
ヤフオクやメルカリ、ジモティーなどの無料アプリで出品し、買い取り手を見つける方法です。希望者がいれば不用品を現金化できるメリットがありますが、購入者や配送業者とのやりとりなどが必要です。
回収タイプ | ・持ち込みor引き取り(使用アプリによる) |
おすすめな方 | ・いらない大型家具を現金化したい方 ・日頃からフリマアプリを利用している方 |
メリット | ・購入希望者が見つかればいらない家具を現金化できる |
デメリット | ・購入希望者が見つからないこともある ・購入者や配送業者とのやりとりなど手間暇がかかる ・購入者とのトラブルにつながる可能性もある |
ニトリ・イケアの引き取りサービスを利用する
大手インテリアショップのなかには、同店舗での新しい家具の購入を条件に、不要になった家具の引き取りサービスを実施しているところもあります。ニトリ・イケアの例を見てみましょう。
店舗 | 手数料 | 利用条件 |
ニトリ | 4,400円 | ・購入した家具と引き取る家具が同数または同容量(一部地域は対象外) |
イケア | 無料(配送サービス料別途) | ・ソファー・マットレスのみ対象 ・購入時に配送サービスの部屋への搬入(5,500円)と同時に申し込み ・商品配送エリアがサービスエリア内のお客さま限定 |
参考:各社ホームページ
回収タイプ | ・引き取り(持ち込みも可能) |
おすすめな方 | ・ソファーを処分したい方 ・同じ店舗で買い替えを検討している方 |
メリット | ・新しい家具と古い家具の入れ替えが容易 |
デメリット | ・対象地域が限られる ・新しい家具の購入費用がかかる |
【比較表】運べない大型家具の処分にかかる費用と時間
ご紹介した5つの処分方法の費用相場と回収時間をまとめました。優先順位を明確にして、最適な方法を選ぶことが大切です。
処分方法 | 費用相場 | 回収までの時間 |
不用品回収業者 | 2,000円~10,000円程度(出張費等は別) | 最短当日~可能 |
自治体 | 500円~3,000円程度(家具のサイズや自治体により変動)※回収不可の場合もあり | 予約から1~2週間程度(※混雑状況による) |
買取業者 | 無料(買取額の目安:数千円~数万円程度※ブランドによる) | 事前予約制(業者によっては最短当日~可能) |
フリマアプリ | 無料~(出品額は任意) | 未定(※希望者が見つかり次第) |
ニトリ・イケア | 4,000円~6,000円 | 要問い合わせ |
そもそも「大型家具」とは?具体例を解説
大型家具に定義はありませんが、一般的に「自力で持ち運べない家具」を指すといわれています。具体的にはダイニングテーブル、食器棚、ソファー、ベッド、タンス、こたつ、学習机などがあります。
縦、横、高さ、いずれかの寸法がおおむね30cmを超える大型のゴミは粗大ゴミとして捨てられますが、自治体により規定があります。例えば、東京都北区では、粗大ゴミ対象品のうち、以下のものを回収不可としています。
- 大人2人での運搬が困難な重量70kg以上の物
- ウッドカーペットやカーテンレールなど250cm以上の長尺物(依頼者側で切断するか折り曲げれば〇)
大型家具の処分に関する注意点とよくある質問まとめ
大型家具の処分には疑問や不安がつきものでしょう。そこで、大型家具の処分に関する、よくある質問をまとめました。
無料の廃品回収は運び出しもしてくれる?
無料回収を謳った廃品回収業者は、基本的に「運び出しサービス」を行っていません。自宅前まで出しておくか、軽トラックへの持ち込みが必要です。ただし、そのような業者は、そもそも古物を売買または交換する際に取得が必要な「古物商許可」を持たずに営業している可能性が高いです。絶対に利用しないようにしましょう。
自分で解体すれば処分費用が安くなる?
大型家具を分解・解体して小さくし、可燃ゴミや不燃ゴミとして捨てれば、処分費用は安くなります。しかし、大型家具を自力で解体するには専門工具が必要だったり、ケガの危険性を伴ったりするため、おすすめできません。他の処分方法を検討しましょう。
大型家具の処分を依頼できる引越し業者はいる?
引越し業者のなかには、引越し作業を依頼する場合に限り、不用品回収に応じているところもあります。引越し予定のある方は、依頼する引越し業者に確認するとよいでしょう。(なお、クロネコヤマトの引越し業者・「ヤマトホームコンビニエンス」は、現在非対応です。)
運べない大型家具の処分は「不用品回収ラクエコ」にお任せ
自力で運べないサイズの家具の処分は「不用品回収ラクエコ」へお任せください。1点のみはもちろん、他の不用品もまとめて回収いたします!
ご自身での運搬は一切不要。大型家具が二階にあっても一階まで降ろして頂いたり、自宅前に出して頂いたりする手間はかからず、一人暮らしの女性も安心です。
最短当日の作業が可能なため、急ぎ家具を処分したい方や忙しい方におすすめ。お見積りは無料ですので、お気軽にお問合せください。