張りつめていた気持ちの糸が切れるように、ふと「部屋のものを全部捨てたい」と思う方は多いのではないでしょうか。一説によると、部屋は自分の心理状態を映す鏡だといわれています。自分の気持ちにどのような変化が起こっているのか、気になりますよね。
当記事では、部屋のものを全部捨てたくなる理由4つと捨てたくなった時の対処法を解説します。自宅なのに居心地の悪さを感じていて、今すぐなんとかしたいと思っている方はぜひ参考にしてください。
部屋のものを全部捨てたい心理とは?理由4つ
部屋のものを全部捨てたくなる理由・タイミングは以下の4つです。必ずしもネガティブなものばかりではなく、ポジティブな理由もあります。ご自身の状況はどれに当てはまりますか?
自分を変えたいと思っているから
部屋のものを全部捨てて、部屋も自分自身もリセットしたいと思っています。失恋や職場でのミスなど、かなりネガティブかつショックな出来事が起こった時にスイッチが入りやすいです。
実際には部屋をリセットしても自分自身が生まれ変わることはできないため、その現実に再びショックを受けたり、全部捨ててしまって後悔したりするリスクの方が高いです。
過去と決別したいと思っているから
思い出や愛着のあるものに囲まれすぎて、過去から抜け出せないと思っています。例えば元彼からのプレゼントが目につくところにあれば、どうしても楽しかった時ばかり思い出し、未練を断ち切りにくくなるでしょう。
気持ちが引っ張られてしまう思い出の品などは、感謝しつつうまく手放しましょう。ヤケになって全部捨ててしまうと後悔することもあります。
ストレスが溜まっているから
仕事や人間関係でストレスが溜まり、汚い部屋が追い打ちをかけている状態です。ストレス過多すぎて、片付ける気力も湧きません。物の管理や収納を考えること自体が煩わしく、「いっそ全部捨てたら楽なのでは」と極端な発想に陥ります。
片付けに疲れてしまったから
もともと片付け下手なのに地道に汚い部屋を片付けようとして疲弊している状態です。自分自身に幻滅してしまい、「自分は片付けられるタイプじゃない」「そもそも物を持たない方がよい」という考えに行きつきます。実際には上手に気分転換したり、専門業者や友達を頼ったりするとキレイな部屋を実現できます。
部屋のものを断捨離するメリット3つ
部屋のものを全部捨てたくなるのは極端な例ですが、断捨離自体にはさまざまなメリットがあります。代表的なもの3つを紹介します。
探し物が減りイライラしなくなる
探し物をする時間は人生の浪費です。出かけようとする時に必ず探すはめになるため、待ち合わせや予約時間に間に合わなさそうで焦ります。うまく見つかることは稀で、たいていは諦めて外出し、帰宅後「なんでこんな所に」と思うような場所で見つかることが多いです。持ち物自体を減らすと、管理が行き届くようになり、探し物をする時間が激減します。
おウチ時間を充実させられる
不用品を処分すると、心理的にも物理的にもスッキリします。生活動線がよくなることで意欲的になり、やりたかったことにチャレンジする気力が湧くでしょう。結果、毎日がより生き生きします。
家族や恋人との関係が良好になる
部屋の片付けは人間関係に影響します。常にイライラしている人と積極的に付き合いたいと思う人は、家族や恋人ですらいません。部屋がスッキリすると気持ちに余裕ができ、嫌なことがあっても違う見方をしたり、相手の心情・状況まで配慮したりできるように。結果として、身近な人をもっと大切にできます。
部屋のものを全部捨てたいと思った時の対処法5つ
部屋のものを全部捨てたい衝動が抑えきれなくなった時は、以下の対処法を試してください。いずれも部屋や自分の気持ちを整理する有効な手段です。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者とは、文字通り自宅の不用品を丸ごと引き取ってくれる業者のことです。不用品とそうでないものを分けておきさえすれば、不用品のみ持っていってくれるため、部屋の物量を一気に減らせます。
即日対応が可能な業者ほど、思い立った時に断捨離を決行しやすくておすすめです。「不用品回収ラクエコ」なら電話連絡から最短30分で自宅に駆け付けられるため、一気に片付けを進められます。
粗大ゴミとして処分する
自治体の粗大ゴミ受付センターに連絡し、回収日を予約して粗大ゴミ(不用品)を引き取ってもらう方法です。専門業者に依頼するよりも比較的安い金額で処分できますが、申し込みから回収までに時間がかかります。また、不用品の持ち出しを自身で行わなくてはならないというデメリットもあります。
家族や友達に相談する
部屋のものを全部捨てたくなる心理状態は、平時ではない場合が多いです。信頼できる家族や友達、恋人に相談するのも有効な手段といえるでしょう。話すことで自分の気持ちを整理できるため、全捨ての衝動を抑えられたり、捨てたくなる本当の理由に気づいたりできます。
プチ旅行に行く
違う環境に身を置いて、自分をリフレッシュさせる方法です。自身の状況や部屋の状態を客観的に見ることができ、帰宅時にすべきことや段取りが明確になるメリットがあります。近くのホテルに短期ステイなどをすると、インテリアにヒントを得たり、理想の生活のイメージが湧きやすくなったりします。
日記を書く/SNSに投稿する
言語化することで自分の気持ちを整理し、衝動を抑える方法です。人にはいえないようなことや誰にも知られたくない場合も、日記に書いたりSNSの裏アカウントで投稿したりすれば問題ありません。
部屋のものを全部捨てたい心理に関するQ&Aまとめ
部屋のものを全部捨てたい方は、どんな疑問や不安を抱いているのでしょうか。「全部捨ててみた」方の実例も交えて解説します。
正直なところ、全部捨てたら本当に楽になるの?
- 全部捨てて人生が変わった
- 全部捨てて楽になった
上記のような方は実在します。しかし、非常に稀です。全捨てにはリスクが伴うため、実際は多くの方が踏み切れませんし、迷いながら決行すると日常生活に支障をきたす場合がほとんどです。
参考:YouTube「Minimalist Takeruチャンネル」
ミニマリストには適性があります。上記を参考に、全部捨てる必要があるのか今一度検討してみましょう。
物を捨てたくなる心理はうつ状態って本当?
物を捨てたい心理は誰にでもあります。また、「片付けたい」という気持ち・意欲があるうちはうつ状態ではないといえるでしょう。うつ状態の方はそもそも自分で「うつなのかも」と不安を抱くことはなく、他人からいわれて初めて気付くことが多い傾向にあります。
全部捨てたいけど捨てられない…どうしたらいい?
迷っている時点で全捨てが向いているタイプではありません。本当に不要なものだけ見極めて、居心地のよい部屋を目指すのが賢明です。勢いで全部捨ててしまうと、後から買い直す必要のあるものが出てくるなど、生活に支障をきたす可能性があります。
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