遺品の片付けや整理をしようと思っても、なかなか進まず下記のように悩んでしまっていないでしょうか。
- 遺品の片付けや整理はいつから始める?
- 遺品の片付け方や整理の仕方が分からない
この記事では、遺品の片付けや整理を始めるタイミングの目安や悩まない進め方4ステップとコツ、安心できる業者の特徴などを詳しくご紹介します。
遺品の片付けや整理に困っている方はぜひ、最後までご覧ください。
遺品の片付けや整理はいつから始める?
遺品の片付けや整理はいつから始めるのか明確に決められていません。それぞれのご家庭の事情によって、始めるタイミングも異なります。
ここでは、一般的に始めるタイミングとそのほかに目安になるタイミングを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
一般的には法要後の親族が集まるタイミング
遺品の片付けや整理は、「葬儀後・四十九日・1周期・3回忌・7回忌」といった法要時に親族が集まるタイミングでおこなうのが一般的です。相続がある場合、トラブルを避けるために相続人で話し合う必要があります。
そのため、法要時に話し合ったあとが、遺品の片付けや整理を始めるタイミングに最適といえます。
契約や諸手続きのタイミング
故人が利用していたサービスの解約やそのほかの手続きをおこなう際に、遺品の片付けを始めるのもタイミングの一つです。
賃貸や月払いの契約がある場合、早めに手続きをしないと料金が発生し続けます。諸手続きをすませる流れで、片付けや整理するのもタイミングといえるでしょう。
心身共に落ち着いたタイミング
葬儀や法要などが終わり、故人との思い出に気持ちの整理がついたときがタイミングの一つです。気持ちに整理がついていない時は、片付けも思うように進まず、余計に疲れ果ててしまう可能性があります。
そのため、心身ともに落ち着いたタイミングで片付けをするのが、最適な場合もあります。ご自身の心身面を優先し、無理のない範囲で進めるのが一番です。
相続税を申告する前のタイミング
遺品の片付けや整理は、相続税の手続き前もタイミングの一つです。死後10カ月が申告期限となっているため、それまでに相続人で話し合う時間もあります。時間に余裕があるため、落ち着いて片付けを進められるのではないでしょうか。
ただし、相続税の手続きは余裕をもって、申告するのがおすすめです。
遺品を片付けられない!悩まない進め方4ステップ
遺品を片付けられず、気持ちばかりが焦り悩んでしまっている方も少なくありません。ここでは、悩まずに進められる方法を4ステップで紹介します。流れは以下のとおりです。
- 遺言書や重要な書類などを探す
- 形見になるものを選んで分ける
- リサイクルするものと処分するものにわける
- 遺産分割の手続きをする
紹介する4ステップで片付けを進めてみてください。詳しく見ていきましょう。
遺言書や重要な書類などを探す
片付けを始める前に、故人の利用していたサービスの手続きに必要な種類やそのほかの重要な書類、遺言書などは早めに見つけておきましょう。
亡くなったあとの手続きに、期限がある場合、早めに手続きをする必要があるためです。また、相続がある場合、手続きに必要な書類や遺言書を探しておく必要があります。
形見になるものを選んで分ける
次に、形見になるものを探しておく必要もあります。トラブルを回避するため、親族と話し合いながら早めに形見分けをすませましょう。
また、品物の価値は人によって異なりますので、必ず親族と話し合いながら進める必要があります。残すものを全て決めてから片付けていくのがおすすめです。
リサイクルするものと処分するものにわける
片付け作業中に、状態が良くまだ使用できるものが出てくる場合もあります。リサイクルできるものは業者に引き取ってもらうために、処分するものと分けておきましょう。
遺品整理業者のなかには、買い取りをしてくれる業者もいますので、遺品整理を依頼する場合は、買い取りできるか確認してみてください。
遺品の片付けの際、捨ててしまうとあとで困ってしまうものもあります。下記のコラムで詳しく紹介していますので、処分していいか悩んでいるものがある方におすすめです。
遺産分割の手続きをする
故人に分ける遺産がある場合、相続人と遺産分割の話し合いをして手続きをするのも、片付けや整理の一つです。また、相続したものには相続税がかかりますので、必ず手続きが必要になります。死後10カ月が申告期限となっているため、早めに話し合いと手続きを進めましょう。
遺品の片付けや整理のコツ4つ
遺品の片付けや整理をスムーズに進めるためのコツを4つご紹介します。
片付けのスケジュールを計画する
1つめのコツは、片付けを確実に進めるため、ある程度いつまでに何を処分するのか計画をたてておくのがおすすめです。
片付けたくても自分たちの生活があるため、なかなか思うように進まなくなります。そのため、いつまでにどこを片付けるのか計画しておくことで、ある程度、流れに沿った片付けができるはずです。
トラブル回避のために片付けるものは遺族で必ず話し合う
遺品の片付けは、何を処分し、何を親族で引き取るか話し合って片付けをしないと、後々トラブルになる可能性があります。人によって、思い入れのあるモノが異なりますので、勝手に片付けてしまわないようにしましょう。
思い出のある物でも必要ないなら捨てる
故人の写真や思い入れのあるものでも、遺族にとって必要ないものは、思い切って捨てることも片付けを進めるコツです。写真は、デジタルに保存することで捨てやすくなります。
量が多い場合や部屋の片付けは業者に依頼する
故人の持ち物が大量にある場合、労力と手間を省くために業者に依頼するのがおすすめです。費用はかかりますが、故人の遺品の量によっては遺品整理業者に依頼する方が、時間の短縮になり、労力もかかりません。
遺品の片付けや整理で、安心できる業者に依頼するポイント
遺品整理は業者に依頼することで、負担を大きく軽減できます。しかし、安心できる業者に依頼することが大切なポイントです。安心できる業者の特徴は以下が挙げられます。
- サイトの情報や実績が充実
- 問い合わせにも丁寧な対応
- 見積書や請求書を書面で発行
- 買い取りを強要しない
安心して取引できる業者は、サイトに実績が豊富に記載されています。問い合わせにも丁寧で見積書や請求書も書面で発行するなど、お客さんが安心できるような対応を徹底しています。また、買い取りできる不用品があっても、強要しないのもよい業者の特徴です。
遺品の片付けに関するよくある質問
遺品の片付けに関するよくある質問を2つ、ご紹介します。
遺品の片付けや整理は49日前に行っても大丈夫?
遺品の片付けや整理は明確に期限が定められているわけではないので、49日前におこなっても問題ありません。49日前に片づけるメリットとして以下が挙げられます。
- 忌明けは心の整理がつけやすい
- 人が集まりやすく遺品の形見分けができる
- 支払い期限がある手続きを早めに対応すると気持ちが落ち着く
- 忌引き休暇の間を活用できる
49日前に遺品整理をおこなうメリットと注意点を下記のコラムで詳しく紹介していますので、気になる方はご覧ください。
亡くなった人の物や衣類は処分した方がいい?
亡くなった人の衣類を捨てるべきか、悩んでいる方に以下の方法をご紹介します。
- 自治体のゴミに出す
- 家族や親族に譲る
- 供養してもらう
- 寄付する
- 売却する
- 不用品回収業者に回収してもらう
一般的な処分方法から捨てずにリサイクルする方法まで、さまざまな処分の仕方がありますので、好みの方法を選んでください。
遺品の片付けや整理にお困りなら「不用品回収ラクエコ」までご相談ください
遺品の片付けや整理のタイミングは、ご自身の状態や状況によって異なります。ご紹介したタイミングを参考に進めてみてください。片付け方にお悩みの方も、流れとコツが分かれば、スムーズに進められます。
片付けに時間や労力をさけない方は、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。業者に依頼した場合、どこまで整理をおこなうのか、具体的な例として「不用品回収ラクエコ」が担当した遺品整理の事例を紹介します。
業者が選びきれず、お困りの方は「不用品回収ラクエコ」までお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが見積もりから片付け・搬出まで丁寧に対応いたします!