近年、遺品整理を業者に依頼する方が増えてきている一方、遺品整理に関して、よくない噂を聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
- 遺品整理を業者に頼みたいと思ってるけど……遺品整理はやばいと聞いた
- 遺品整理がやばいって何?業者がやばいのかな?
上記のような悩みを抱えながら、遺品整理の依頼を迷っている方も少なくありません。
この記事では、遺品整理が「やばい」と噂される理由を詳しく解説します。ほかにも、トラブルへの対策方法や対処方法、悪徳業者と信頼できる業者の見分け方もご紹介しますので、業者選びに不安を感じている方に参考になる内容です。ぜひ最後までご覧ください。
遺品整理が「やばい」を噂される理由とは?
遺品整理がやばいといわれる理由は大きくわけて下記が挙げられます。
- 業者のなかには「やばい」悪徳業者もいる
- 遺品整理は遺族の負担が「やばい」
- 捨てたら「やばい」ものもある
遺品整理が「やばい」と噂される大きな原因の1つに、悪質な業者に関わってしまった利用者がいることが挙げられます。しかし、ほかにも「遺族への負担」や「大事な物まで捨ててしまった」なども理由といえるでしょう。
次章では、それぞれの理由について詳しく解説していきます。
やばい」悪徳業者のトラブル事例
依頼する遺品整理業者のなかには、悪徳業者といわれる業者もいます。ここでは、悪徳業者にはどのような特徴があるのかを紹介します。
強引に契約をすすめる
悪徳業者のなかには、見積もりをするための訪問時に強引に契約をすすめる場合があります。たとえば、契約をするまで長時間居座ったり、恐喝に似た暴言を吐いたりと、強引に契約をすすめる業者がいますので、注意が必要です。
とくに高齢の単身者や一人暮らしの女性をターゲットにする場合がありますので、不安な方は、家族や知り合いに立ち会ってもらうようにしてください。
窃盗をする
遺品整理の作業中に親族に見つからないように金銭や価値のある物を窃盗するケースもあります。大切なものは片付けたり、作業に立ち会ったりしてネコババされないように気を付けましょう。
不用品の買い取り価格をごまかす
遺品整理業者のなかには、不用品の買い取りをおこなってくれる業者もいます。遺品整理の作業料金と相殺してくれるため、料金が安くなるメリットがある反面、価値のある物が分からないことを逆手にとり、安く見積もりをして買い取るケースもあります。
見積もりにない多額な追加請求をする
遺品整理の作業終了後に、確認されていないオプションの追加や時間オーバーを理由に高額な請求をする業者がいます。遺品整理の費用を見積もってもらう際、オプションの有無や料金、作業時間などを詳しく確認しておきましょう。
不法投棄をする
遺品整理の作業で回収された不用品を不法投棄する場合も報告されています。不法投棄された物に個人が分かる物がある場合、遺族が罰を受ける例もありますので、遺品整理の業者は、慎重に選ぶ必要があります。
遺品を雑に扱う
遺品整理の作業中に、大切な遺品を雑に扱ったり、破損させたり、自宅の壁や廊下などに傷をつけてしまう業者もいます。
また、仕分け作業も雑におこない、重要な書類を破棄するケースもあります。早く作業を終わらせるために、雑な作業で大切な遺品を破損させてもおかまいなしです。遺族の気持ちに寄り添える業者は、始めから最後まで丁寧な作業をおこなってくれます。
必要な物まで捨てられた
遺品整理のあとの運び出しのときに、必要なものまで捨ててしまう業者がいます。事前に伝えておいたとしても、スタッフ全員に指示が行き届かず、不要なものと一緒に捨てられてしまうケースもあるようです。
仕分けの際、丁寧に聞き取ってくれる業者は安心できますが、念のために必要なものは事前に別の場所に移動させておくと安心できます。
遺品整理は遺族の負担が「やばい」
遺品整理をおこなうにあたって、遺族に負担がかかる事例を紹介します。
気持ちの整理がついていなくても手続きが必要
大切な人が亡くなったあと、残された遺族は、気持ちの整理をつけるための時間が必要な場合も多いはずです。
しかし、故人が利用していたサービスや賃貸関連によって、手続きを進める必要があります。つらい気持ちを抱えながら、遺品整理や手続きを進める必要があり、残された遺族の精神的な負担もきついといわれています。
必要な物の場所がわからない
手続きに必要な書類や物の置き場所がわからず、探すのに苦労してしまう場合も少なくありません。大切な書類や物などの整理ができていない状態で、急に亡くなってしまう方もいます。
遺品の状態によっては、探し出すのに大きな労力が必要になるため、遺品整理がしんどいと感じてしまう方も多く、やばいといわれています。
遺品整理の方法がわからない
故人の物をどのように、どこまで整理や処分したらいいのかわからず、困ってしまうことも少なくありません。ほかにも、遺品整理をいつから始めるべきなのか、自分でおこなうべきなのか悩んでいる方も多いでしょう。
遺品整理の方法がわからないうえに、整理するものの量が多いと余計に遺族への負担が大きくなります。
遺品の価値がわからない
故人が残した遺品のなかには、価値があるのか判断できないものもあります。例えば、故人が大切にしていたもの、誰かに譲る予定であったものなのかは、生前に話ができていないとわかりません。
結果として、片付けられずに手つかずの状態になってしまうケースもあるでしょう。なかなか、遺品整理が進まないため、困り果てる遺族も少なくありません。
捨てたら「やばい」ものもある
遺品整理には、捨てたら「やばい」ものもあります。例えば、以下の理由で捨てられないものが挙げられます。
- 法的な理由で捨ててはいけないもの
- 手続きに必要な捨ててはいけないもの
- トラブル防止のために捨ててはいけないもの
具体的な例を詳しくみていきましょう。
法的な理由で捨ててはいけないもの
法的な理由で捨ててはいけないものは以下のとおりです。
- 遺言書
- 遺産分割で必要なもの(現金・通帳・土地の権利書・有価証券など)
- 故人の身分証明書
遺言書は法的な拘束力を持つ書類であり、遺産分割に重要な役割をもっています。ほかにも、現金や通帳、土地の権利書なども遺産分割に必要な書類のため、必ず保管しておきましょう。
また、故人の身分証明書になるものは、故人が生前に利用していたサービスの解約に必要なことも多いため、大切に保管しておく必要があります。
手続きに必要な捨ててはいけないもの
死亡後の手続きに必要になる下記のものも捨てないように保管しておきましょう。
- 年金手帳
- 印鑑
- 仕事関係の書類
- 鍵
- 請求書・支払通知書
- デジタル遺品(スマホ・携帯電話含む)
間違えて捨ててしまうと、手続きができなくなってしまうので注意が必要です。
トラブル防止のために捨ててはいけないもの
トラブル防止のために保管しておく必要があるものは、下記が挙げられます。
- 故人がレンタルしているもの
- 思い出の品
故人がレンタルしていたもの(WiFiルーターやリース車など)は、間違えて捨ててしまうと、違約金の発生やトラブルにつながる可能性があります。廃棄する前に、確認しておきましょう。
また、思い出の品を捨ててしまうと、後悔してしまう可能性もあります。遺族とのトラブルになるケースもあるので、親族と話し合いをしたうえで決断する必要があります。
遺品整理業者に依頼する4つのメリット
遺品整理の負担を減らす一番の方法は「業者に遺品整理を依頼すること」です。
主に以下のメリットがあります。
- 遺品の整理や分別をしてくれる
- 必要なものと不要なもののアドバイスをくれる
- 大型の粗大ごみも不用品も回収してくれる
- リサイクルできるものは買い取ってくれる場合がある
ただし、業者のなかにはやばい悪徳業者もいますので、業者選びは慎重におこないましょう。安いという理由だけで業者を選ばないようにしてください。
やばい悪徳業者と信頼できる業者の見分け方とは?特徴を紹介
大切な遺品の整理はよい業者に任せたいと誰しもが思うはずです。ここでは、やばい悪徳業者の特徴と信頼できる業者の特徴をそれぞれ紹介しますので、ぜひ、参考にしてください。
やばい悪徳業者の特徴
やばい悪徳業者の特徴は以下が挙げられます。
- 見積もり価格が極端に安い
- 業者の情報が不明瞭・実績が少ない
- 問い合わせの対応が雑
- 見積書を書面で渡してくれない
- 過去に行政から指導・処分を受けている
紹介した特徴を契約前までにチェックして、当てはまらないかどうか、業者選びの参考にしてみてください。
信頼できる業者の特徴
信頼できる業者は以下のような特徴があります。
- サイトの情報・実績が充実
- 問い合わせにも丁寧な対応
- 見積書や請求書を書面で発行
- 買取を強要しない
信頼できる業者は、サイト情報に実績や口コミが充実している特徴があり、問い合わせから作業終了まで徹底した丁寧さがあります。ほかにも、見積もりや請求も口頭だけでなく、書面で発行し、買い取りの強要もしません。
やばい業者とトラブルになる前に!対策方法を紹介
やばい業者とのトラブルを避けるために、対策方法を下記で紹介します。
- 複数の遺品整理業者から見積もりを取る
- 見積書の内容が明確になっているか確認する
- 作業内容・料金・キャンセル料は事前に確認する
- 処分する物・残す物は事前に分別する
- 口コミやQ&Aサイトを参考にする
遺品整理業者を選ぶ際は、複数の業者から相見積もりをとりましょう。相見積もりの内容を確認して、明確な内容になっているか確認しておくと安心です。
また、事前に見積りにない作業や料金が発生するのかを確認しておくことも大切です。もし、キャンセルした場合に、キャンセル料が発生するかも確認しておくとよいでしょう。さらに、業者の評判を口コミサイトで確認しておくのも対策の1つです。
やばい業者とトラブルなったときの対処方法
作業が終わったあとに、トラブルになるケースも少なくありません。この章では、実際にトラブルになってしまった際の対処方法を紹介します。
請求内容をしっかりと確認する
もし、作業終了後に予定にない追加請求が来た場合、慌てずに請求書の内容と見積りの内容・契約書に不正な点がないか確認してみましょう。
追加請求を行う明確な理由と根拠がない請求は、支払う必要はありません。
そのためには、見積り書や契約書を大切に保管しておく必要があります。さらに、業者との話し合いの際に、内容を記録しておくと証拠として役立ちます。
消費者センターに相談する
消費者センターは、消費者の被害相談に対応してくれる期間です。国民生活センターと連携して相談にのってくれるため、迷わずに連絡してみましょう。
相談は「消費者ホットライン(188)」に電話すると、近辺のセンターに転送してくれます。
警察に相談する
業者との話し合いで、脅迫まがいな発言や行動がみられた場合や、契約するまで居座られている場合、すぐに警察に通報しましょう。
警察に証拠として渡すために、ボイスレコーダーやスマホの録音機能を使って、会話を録音しておくことをおすすめします。
遺品整理に関する気になる疑問
ここでは、遺品整理に関する気になる疑問を2つご紹介します。
遺品整理で捨ててはいけないものとは?
上記でも説明しましたが、遺品整理で捨ててはいけないものは以下のとおりです。
- 通帳や証券
- 行政関連の書類や契約書類
- 身分証明書
- デジタル遺品
遺品整理の際には、誤って破棄しないように注意しましょう。
亡くなった人のものは処分した方がいい?
亡くなった人のものを処分するのは、気が引けてしまいますが、残された遺族にとって不要だと感じたものは思い切って捨てましょう。
今後使う予定がないものは、残しておいても管理しきれず、放置してしまう可能性が高まります。
遺品整理にお困りなら「不用品回収ラクエコ」まで!
遺品整理がやばいといわれる理由は「遺族への負担」「悪徳業者」「捨ててはいけないもの」に分けられます。遺族の負担を軽減するためには遺品整理業者に依頼するのが一番ですが、悪徳業者に惑わされないように注意が必要です。
業者が選びきれず、お困りの方は「不用品回収ラクエコ」にお気軽にご相談ください。遺品整理にも経験豊富なスタッフが丁寧に対応しますので、安心して任せていただけます。
「不用品回収ラクエコ」が担当した相模原市での不用品回収の事例を紹介します。
遺品整理は、時間と手間をかければご自身でおこなえます。しかし、心身ともに疲れていると思うように進まず、ストレスに感じてしまうこともあるでしょう。
「不用品回収ラクエコ」は、お客さまの気持ちに寄り添った丁寧な対応を心がけ、遺品をすべて大切に扱うように徹底しています。まずはお気軽にご相談ください。