- 汚部屋になってしまうのは、病気が原因?性格も影響する?
- 汚部屋で生活すると病気になるって本当?
汚部屋で過ごしていることで、上記のように病気に関して不安を感じる場合もあるでしょう。
この記事では、汚部屋になる可能性がある病気と性格の種類、汚部屋で過ごすことで発症する可能性がある病気を紹介します。
汚部屋を片付けるためのコツも紹介しますので、汚部屋の病気に関して知りたい方の参考になる内容です。ぜひ最後までご覧ください。
汚部屋になる可能性がある病気
汚部屋は、病気が原因になっている可能性があります。主に考えられる病気の例は以下のとおりです。
- うつ病
- ADD・ADHD
- 強迫性障害
- 認知症
- ためこみ症
- セルフネグレクト
この章では、原因として考えられる病気と部屋が汚くなる理由をみていきましょう。
うつ病
うつ病を発症している方の部屋が汚れてしまう原因は、下記のとおりです。
- 身体を動かす元気がなくなる
- 無気力・寝不足で疲れやすい
- 何に対しても否定的になる
うつ病には、何に対しても意欲がなくなり、身体すらも動かす元気がなくなってしまう症状があります。また、否定的な考えが頭から離れず、掃除どころではないため部屋が汚れてしまうのです。
ADD・ADHD
部屋を片付けられない原因となるADD・ADHDの症状は下記のとおりです。
- 集中力が続かない
- 衝動的な買い物をする場合がある
- 行動が複数になると優先順位がつけられない
ADD・ADHDの方の特性として、集中力が維持できず、複数の行動に優先順位をつけるのが難しいことが挙げられます。掃除のように一連の流れのある作業は、ADD・ADHDの方にとって苦手なことであり、掃除ができず汚れてしまいます。
また、衝動性も特性の一つであり、衝動買いをするケースがあるため、必要以上にものをため込んでしまう可能性もあるでしょう。
強迫性障害
部屋を片付けられない原因となる強迫性障害の症状は下記のとおりです。
- ものを捨てることに不安感が強く捨てられない
- ものを集めないといけないという強迫観念がある
強迫性障害の症状のなかには、ものを捨てることに対して不安感が強く出てしまう症状があります。ほかにも強迫観念が原因で、必要以上の量を集めてしまい、結果的に部屋がもので溢れてしまうケースもあります。
認知症
部屋を片付けられない原因となる認知症の症状は下記のとおりです。
- ものの置き場所を忘れ探し回る
- 捨てるものを判断できなくなる
認知症の方は、記憶しておくことや物事の判断が難しくなる症状が進行していく病気のため、自力で日常生活をおくるのが困難になります。ものをどこに置いたのか探し回るため、必然的に部屋が錯乱しやすくなるでしょう。
また、分かりやすい場所にものを置いておこうとするため、部屋のなかがもので溢れてしまいます。ほかにも判断力の低下が原因で、不要なものでも判断ができずに捨てられません。
ためこみ症
部屋を片付けられない原因となるためこみ症の症状は下記のとおりです。
- ものを捨てることに苦痛を感じる
- 集めたものへの執着が強い
- 一般的に価値がないものに価値を感じる
ためこみ症は、特定のものではなく、一般的に価値のないものでも集めてしまう症状が特徴です。自分が集めたものに執着が強く、捨てることに苦痛を感じてしまいます。
重度の症状になると、生活ができなくなるほどものをためこむケースもあるため、健康に悪影響を及ぼします。
セルフネグレクト
部屋を片付けられない原因となるセルフネグレクトの症状は下記のとおりです。
- 自分自身のケアに関心がなくなる
- 生活を維持する意欲がなくなる
セルフネグレクトは、自分自身のケアに関心がなくなり、生活を維持する意欲が低下してしまう特徴があります。そのため、部屋が汚れていても片付ける意欲がなく、荒れ放題の状態で過ごしてしまいます。
汚部屋は性格が原因の場合もある
汚部屋になってしまうのは、性格が影響している場合もあります。この章では、部屋の状態に影響してしまう性格をみていきましょう。
ものを捨てられない
ものが捨てられない性格の方は、不要なものでも、いつか使うかもしれないと捨てることをためらってしまいます。必要以上にものを保管してしまい、捨てるタイミングを逃しがちで、部屋のなかがもので溢れてしまう傾向があります。
買い物が好き
買い物が好きな方のなかには、衝動的にものを購入してしまう方がいます。同じような商品を計画なく購入するため、購入後にものを管理できなくなり、部屋が汚れてしまいます。
収入に余裕があり、新しいものが好きな方に多い傾向です。
孤独感が強い
孤独感が強い方は、ものを買うことで寂しさを紛らわせている場合があります。不安や焦りから、買い物で満足感を得ようと買い物依存症になってしまう方もいるでしょう。
買い物依存症になると、買い物への依存がより強くなり、不要なものを買い過ぎて部屋にため込んでしまいます。
ストレスでやる気がでない
ストレスをため込みやすい性格の方は、日常のストレスが原因で、掃除に対してやる気が起きないケースがあります。ストレスが強いと、部屋が汚れていると分かっていても、掃除ができない状態が続きます。
状態が悪化してしまうと、セルフネグレクトになってしまう可能性もあるでしょう。
汚いものを触れない
部屋の片付けが苦手な方のなかには、汚いものに触ることに拒否感が強く、放置してしまうケースがあります。放置された汚れやゴミを処分できずに、汚部屋を作り出してしまうのです。
人に頼れない
人に頼れない性格の方は、自分では手に負えなくなっていても人に助けを求めるのが苦手です。責任感が強く、何事も自分でやる必要があると考えている方も多いでしょう。
しかし、忙しくて時間がなかったり、体力的に難しかったりする場合でも人に頼らないため、たまったゴミで部屋が汚れてしまいます。
部屋が汚いと引きおこる体調不良
汚れた部屋で生活をすることで引きおこってしまう主な体調不良や病気は下記のとおりです。
- アトピー性皮膚炎
- アレルギー性鼻炎
- 気管支炎・ぜんそく
部屋の汚れを放置すると、ホコリやカビ、ハウスダストが大量に発生し、アレルギーやウイルス性の感染症の原因となる可能性があります。皮膚や気管に炎症を起こし、健康被害に及ぶリスクが高まります。症状が悪化すると命の危険につながる恐れがあるため、注意が必要です。
特に、高齢者や子どもがご家庭にいる方は、部屋の汚れを放置しないようにしましょう。
汚部屋を片付ける5つのコツ
汚部屋の片付けをやり遂げるためのコツは下記のとおりです。
- 片付けの期限を決める
- 目につきやすく広い場所から始める
- ある程度一気に片付ける
- 自力で全てやろうとしない
- 収納グッズはあとから
上記の流れを参考に進めていくと、汚部屋を片付けられるでしょう。詳しいやり方は下記の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
しかし、思うように進まないとストレスで気持ちがめげてしまいます。無理してすべてを自力で行うより、友人や専門の片付け業者に依頼するのがおすすめです。
汚部屋と病気に関するよくある質問
汚部屋と病気に関してよくある質問を2つ、厳選して紹介します。
部屋の汚さは精神状態にどのような影響がある?
汚い部屋はストレスが溜まりやすく、ネガティブな感情が膨らんでしまう可能性があります。
部屋のゴミや汚れが目に入ると、自己嫌悪に陥り、気持ちが落ち込みやすくなるでしょう。その状態が続くと、セルフネグレクトや鬱病といった精神状態まで発展してしまう恐れがあります。
また、部屋の汚さは精神状態に大きな影響を与えるだけではなく、アトピーやアレルギーなどの病気を発症させる可能性があるため、注意が必要です。
部屋が汚い人は見た目で分かる?
部屋の汚さは、単純な見た目からでは判断しにくいものです。外見は綺麗にしていても、部屋が汚くなってしまっている方もいます。汚部屋になっている方の見た目の特徴の例は下記のとおりです。
- 服がシワになっていたりホコリがたくさんついている
- バッグの中身が散乱している
- 職場のデスクがいつもいっぱいな状態
- 自宅に人を入れたがらない
上記に当てはまる方すべてが汚部屋とは限りません。汚部屋になる原因は見た目だけでは判断しにくく、上記の例は一時的なストレスが原因の場合もあります。
汚部屋を片付けられないとお困りなら「不用品回収ラクエコ」にお任せ!
汚部屋を作り出してしまうのは、病気が原因になっている場合があります。逆に、汚部屋が原因で病気を発症してしまう可能性もあるでしょう。どちらにしても、汚部屋を放置すると身体的にもメンタル的にも健康被害につながるリスクがあります。
この記事で汚部屋を片付けるコツを紹介しましたが、時間がなかったり体力的に難しい場合は、プロの業者に依頼するのがおすすめです。
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