「汚部屋でもそれなりに快適」と暮らしていたのに、突然見たこともない虫が湧いてきたらショックですよね。まずは一刻も早く虫を退治し、ついでに汚部屋を片付けたくなるのではないでしょうか?
汚部屋には虫が発生しやすい条件が揃ってしまっているため、正しい対処法を知らないと、いつまで経っても退治から遭遇のいたちごっこになりがちです。
そこで当記事では、汚部屋に虫が湧いた時の対処法4つと、二度と発生させないための予防法を徹底解説します!今すぐ虫を退治したい方はぜひ参考にしてください。
【退治する前に】汚い部屋に湧く虫の種類
退治するには、まず敵を知ることが大切です。そこで、汚部屋によく出る虫の種類をまとめました。今あなたの部屋にいる虫はどれですか?
名称 | 分類 | 特徴 |
ゴキブリ | ゴキブリ科 | ・汚部屋に一番発生しやすい虫 ・「1匹見つけたら100匹いる」ともいわれている(即退治が基本) ・繁殖力・生命力が強い ・高温多湿を好み、乾燥は苦手 |
ハエ | イエバエ科、ショウジョウバエ科 など | ・ゴキブリと並ぶ発生率 ・排水溝の奥や湯船の下など見えないところで繁殖しがち ・繁殖スピードが早い ・ハーブや柑橘類の香りが苦手 |
ダニ | テングダニ科、 ハシリダニ科 など | ・万年床の汚部屋だと発生率が倍増 ・一緒に生活し続けるとシックハウス症候群を誘発することもある ・高温と低湿度が苦手 |
蚊 | 糸角亜目カ科 | ・水が溜まったままの箇所(お風呂やシンク)に卵を産み付けがち ・一度に複数個所を蚊に刺されると発熱する可能性も ・横への動きが鈍い |
アシタカグモ | アシダカグモ科 | ・人間に害は与えず、むしろゴキブリやハエを捕食してくれる(「益虫」ともいわれる) ・全長15㎝ほどの大きさ ・「アシタカグモが発生する=餌であるゴキブリもいる」ことが想定 ・スプレー式の殺虫剤が有効 |
チャタテムシ | チャタテムシ科、ホシチャタテ科 など | ・毒性のない、全長1㎜前後の小さな虫 ・人を噛むことは無いが、部屋の壁や畳、米や乾麺を噛む ・寒さと乾燥に弱い |
【すぐ実践できる】汚部屋に虫が湧く時の対処法4選
次に、実際に虫が湧いてしまった時の対処法を試してみましょう!身近にあるグッズで何度退治しても効果が無い場合は、専門業者への依頼がおすすめです。
①ホウキなど道具で追い払う
一番手っ取り早いのは、ホウキで外に追い出すことです。虫が怖くて近づけない場合や飛ばない虫に有効です。掃除機で吸い込んでしまうという手もあります。
②殺虫剤など駆除グッズを使う
家に殺虫剤があるなら、虫めがけて噴射したり、設置して捕獲したりしましょう。無い場合も、これを機に常備しておくのがおすすめです。ホームセンターやドラッグストアで500~1,500円程度で購入できます。害虫対策グッズは様々ですが、「くん煙タイプ」ならゴキブリ以外もまとめて退治できます。
③洗剤や熱湯をかける
ちょっと残酷な気もしますが、界面活性剤入りの洗剤をかけたり、アルコールや熱湯をかけたりして退治する方法です。ゴキブリやコバエは腹部あたりに呼吸器官があり、そこを塞ぐと窒息死します。ただし、ゴキブリの場合は他にも呼吸器官があるため、体全体にたっぷりと洗剤をかける必要があります。
④害虫駆除の業者を呼ぶ
①~③の方法で何度撃退してもまた虫が出てきてしまったり、自分では駆除できなかったりする場合は、専門業者への依頼がおすすめです。汚部屋の虫は放置すると繁殖して数が増えたり、病気やアレルギーの原因になったりもするので、早急な対応が必要です。
費用は業者や虫の種類により異なり、虫1種類に対して5,000円~10万円前後と幅があります。要見積り・要相談のところも多いので、まずは気になる業者に問い合わせてみましょう。
【虫が怖い人必見】汚部屋に虫が湧く理由は?
汚部屋に虫が湧きがちなのは、以下の発生条件が揃ってしまっているからです。
- 生ごみが多く、餌が豊富
- 暗くてじめじめした快適な環境
- 掃除も駆除もされず繁殖しやすい
一度駆除したとしても同様の環境下であれば、またすぐ発生しかねません。これを機に物を整理したり、より清潔に過ごしたりすることがおすすめです。
なお、一見綺麗な部屋でも虫が湧く場合もあります。例えば水回りを好む「チョウバエ」などは、風呂場の排水溝から発生することも。毎日掃除しているのにおかしい、一度徹底的に駆除したはずなのにおかしいと思った時は、発生場所を突き止めることが大切です。
【虫だけじゃない】汚部屋を放置するリスク3つ
汚部屋の放置には、虫が湧く以外のリスクも存在します。危機感を持ち、できるだけ早く汚部屋を脱出しましょう!
①火災のリスクが高まる
床を埋め尽くすほどの物は自然発火する危険性があります。物が多いことで火の回りも早いため、ますます危険です。
②健康面に悪影響を及ぼす
虫が発生すると嫌な気持ちになるだけでなく、健康面にも悪影響を及ぼします。カビが生えていたり、ハウスダストがあったりすると、アレルギーを誘発する危険性があります。
③行政指導が入る可能性も
汚部屋は悪臭や景観面などで周囲にも被害を与えているかもしれません。近隣住民からクレームが入ると、行政から指導が入ったり、最悪「行政代執行」に至ったりします。行政代執行とは、自治体が「所有者の代わりに適正な管理に向けた取り組みを行うこと」を指し、行政が代わりに清掃を行いますが、本来は所有者の責任のため、かかった費用を請求されます。
【汚部屋に有効】虫を寄せ付けない予防法5選
ここでは、汚部屋に有効な虫の予防法をご紹介します。対処法だけでなく予防法も理解して、虫が一切出ない部屋を目指しましょう!
①まずは汚部屋を片付ける
上述したように、汚部屋であることで一気に虫の発生率が高まります。まずは物を片付けて、汚部屋を脱出することが大切です。
汚部屋をすぐに脱出するなら、専門の片付け業者を利用するのがおすすめです。自力で片付けようと思ってもいつになるか分かりません。片付けている間にまた新たな虫が発生する可能性も高いです。
当記事でご紹介している「不用品回収ラクエコ」では、複数人のスタッフで一気に作業し、最短数時間程度で汚部屋の片付けが完了します。お見積りは無料ですので、ぜひお気軽にお問合せください!
また、こちらの記事では、汚部屋の片付けを専門業者に依頼するメリット・デメリットや、汚部屋レベルについて詳しく解説しています。よろしければご覧ください。
②除湿する
虫の多くは高温多湿を好みます。除湿器や除湿剤を使って、発生率を抑えましょう。当記事でご紹介した「チャタテムシ」は、気温18℃以下で活動が鈍り、湿度55%以下で生存できなくなります。
③網戸や防虫グッズを使用する
物を減らすだけでなく、日頃から虫が湧きにくい環境を整えることが大切です。窓を開ける際は必ず網戸を閉める(網戸が破れていたら補修する)、ゴミ袋をこまめに交換する、ゴミをまとめるだけでなくゴミ箱も綺麗にする、などが有効です。
④ゴミを長期間保存しない
ゴミは虫の大好物ですので、長期間置いておくとそれだけ発生率が高まります。収集日にゴミを出し忘れないように注意し、三角コーナーや排水溝は常にキレイな状態をキープしましょう。また、生ごみは、できるだけ腐敗臭の原因となる水分を減らしてから捨てましょう。
⑤こまめに掃除する
清潔な環境を保つことが、何よりも虫の発生を予防します。掃除のしやすいリビングなどだけでなく、まんべんなく自宅を手入れしましょう。水回りを好む虫もいるため、お風呂場や排水溝、トイレなどの掃除も徹底することがおすすめです。
汚部屋の虫に関するよくある質問
汚部屋の虫に対して、世の中はどんな疑問・質問を持っているのでしょうか?汚部屋の虫に関するQ&Aをまとめました。
一度退治すれば虫はもう出てこない?
今いる虫を退治しても、もう出てこないという保証はありません。なぜなら、卵を産みつけている可能性があるからです。例えばゴキブリは「1匹いたら100匹いる」と言われるほど繁殖力が高いです。卵を駆除するには、ホウキや雑巾で取り除いたり、熱湯をかけたりしましょう。
部屋中に飛んでる小さい虫の正体は?
家の中のさまざまな場所で見かける小さい虫は、「クロバネキノコバエ」「シバンムシ」「チャタテムシ」の3種類のうちどれかの可能性が高いです。放っておくと大量発生することもあるため、早めの対処が肝心です。小さい虫の駆除は殺虫剤を使用するのがおすすめ。 「クロバエキノコバエにはコバエ用の殺虫剤」など、それぞれの虫に適した殺虫剤を使用しましょう。
汚部屋の虫を防ぐなら「不用品回収ラクエコ」にお任せ!
「虫が出てきて汚部屋に嫌気が差した」「汚部屋を脱出して、二度と虫の出ない部屋を目指したい」こんな方は、ぜひ「不用品回収ラクエコ」へご相談ください!
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こちらは実際に弊社が伺ったお宅の片付け事例です。広い間取りいっぱいに物が散乱し、虫がいつ発生してもおかしくない状況でしたが、数時間後にはスッキリ綺麗に片付きました!
汚部屋に湧く虫は精神的にも肉体的にも悪影響を与えます。虫が出たことをきっかけに、汚部屋と決別しましょう。お見積りは無料、24時間受け付けております。お問合せをお待ちしております!